おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
私が愛読しているメールマガジンの中に、
有限会社エリエス・ブック・コンサルティングの
土井英司さんが発行する「ビジネスブックマラソン」があります。
このメールマガジンは、
毎日一冊のビジネス書を紹介するものです。
私は、このメールマガジンで紹介された本を
恐らく百冊以上購入していると思います。
そう考えると、土井さんの影響力は
凄いものがあります。
土井さんは、2000年にAmazonの
立ち上げに参画しました。、
売れる本をいち早く見つける眼力と斬新な販売手法で、
数々の書籍をヒットさせました。
そして・・・、
「アマゾンのカリスマバイヤー」と賞賛されました。
その後、有限会社エリエス・ブック・
コンサルティングを設立します。
著者のブランディングやプロデュース、
出版社への企画やマーケティングのアドバイスをおこなっています。
自身でも、「成功読書術」「伝説の社員になれ!」
「20代で人生の年収は9割決まる」の3冊の著作があります。
先日、土井さんのメールマガジンで、
山岸俊男さんの著作「しがらみを科学する」
という本が紹介されました。
この本のキーコンセプトは、「心でっかち」です。
「頭でっかち」は、よく聞くと思いますが、
「心でっかち」は初めて聞きました。
頭でっかちとは、知識や理論が先走って
行動が伴わないことを言います。
心でっかちとは、心がすべての原因だと考えて、
心と現実との間のバランスが取れなくなる状態だそうです。
私たちは、日々様々な問題に直面します。
それに対して、
「人々の心が荒廃してきているからだ」と説く人がいます。
これは典型的な「心でっかち」だそうです。
また、ビジネスの目標達成の話題になると、
「それは心の持ちようだ」と、すべては心が変われば
上手くいくと説く人がいます。
今日は、「頭でっかち」と「心でっかち」
について考えてみます。
あなたは、「頭でっかち」ですか?
それとも、「心でっかち」ですか?
先程も言いましたが、頭でっかちは「理論」先行、
心でっかちは「心」先行です。
理論を重視するタイプなのか、
心を重視するタイプなのかということです。
もっと、わかりやすく言えば、「科学」と「芸術」、
「左脳」と「右脳」と言い換えることもできます。
いずれにせよ、意思決定する際、
どちらを重要視するかということです。
私の経験から、バランスの取れている人は、
とても少ないと言えます。
==============================================
●頭でっかち=科学的=左脳
●心でっかち=芸術的=右脳
==============================================
このような図式になると思います。
私は、どちらが良くて、
どちらかが悪いとは思っていません。
なぜならば、時代の価値観によって、
支持されるものが変わるからです。
高度成長期からバブルにかけては、
頭でっかちな経営が求められました。
いかに効率よく、無駄なく、品質にバラツキなく、
大量に生産し、大量に販売することが大切だったからです。
所謂、マネジメントという考えです。
とにかく、数値管理やデータ化が盛んな時代でした。
その後、バルブが崩壊し、
日本経済は低迷します。
そして、2000年頃から、「メンタルヘルス」「コーチング」
「モチベーション」などが、もてはやされ始めました。
ビシネスは、数値やデータだけでなく、
心という働きも大きな影響を与えてると認識された時代です。
さらに、東日本大震災以降、もっと深くて潜在的である
「理念」や「存在意義」までをも問われる時代になりました。
わかりやすい言葉でいえば、
「なぜあなたは、そのビシネスをやっているのか?
そして、その結果、世の中をどうしたいのか?」ということです。
新潟県でも有名な住宅メーカーの副社長が、
こんなことを言っていました。
「ウチの社長は、壮大な夢やビジョンばかり考えています。
私は、社長の夢やビジョンが実現可能かをシミュレーションします。
ですから、幾度も社長の夢やビジョンを止めました。」と。
社長は心でっかちです。
副社長は頭でっかちです。
しかし、この会社は、心でっかちと頭でっかちが、
がっぷり四つに組み合って、大成功しました。
また、こんな事例もあります。
あるキッチンメーカーの話しです。
私は、この会社の商品開発会議に、
出席したことがあります。
この時は、社長が考案した新商品の
試作品ができてきました。
この会議には、10人程度の社員が参加しており、
一人ひとりがこの試作品に対して意見を述べました。
しかし、発売には否定的な意見が
多かったのを憶えています。
私は、社長が考案した新商品に対して、
社員が素直で正直に意見が言える素晴らしい会社だと感じました。
なぜならば、なかなか社長に
苦言を言える会社はないからです。
しかし、全員が意見を述べ終わると、
社長は一言こう言いました。
「俺は、これを売りたいな!」と。
まさに、社員の頭でっかちな意見を無視して、
心でっかちな意思決定をしたのです。
私は、驚きました。
今まで社員の意見を聞いたのは、
一体何だったのかと・・・。
やはり組織は、「心でっかち」と「頭でっかち」の
バランスが大切です。
そうでないと、
多角的に物事を視ることができません。
あなたの会社やお店は、
「心でっかち」と「頭でっかち」のバランスは取れていますか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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あなたは頭でっかち?心でっかち?
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あなたは頭でっかち?心でっかち?
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私が愛読しているメールマガジンの中に、
有限会社エリエス・ブック・コンサルティングの
土井英司さんが発行する「ビジネスブックマラソン」があります。
このメールマガジンは、
毎日一冊のビジネス書を紹介するものです。
私は、このメールマガジンで紹介された本を
恐らく百冊以上購入していると思います。
そう考えると、土井さんの影響力は
凄いものがあります。
土井さんは、2000年にAmazonの
立ち上げに参画しました。、
売れる本をいち早く見つける眼力と斬新な販売手法で、
数々の書籍をヒットさせました。
そして・・・、
「アマゾンのカリスマバイヤー」と賞賛されました。
その後、有限会社エリエス・ブック・
コンサルティングを設立します。
著者のブランディングやプロデュース、
出版社への企画やマーケティングのアドバイスをおこなっています。
自身でも、「成功読書術」「伝説の社員になれ!」
「20代で人生の年収は9割決まる」の3冊の著作があります。
先日、土井さんのメールマガジンで、
山岸俊男さんの著作「しがらみを科学する」
という本が紹介されました。
この本のキーコンセプトは、「心でっかち」です。
「頭でっかち」は、よく聞くと思いますが、
「心でっかち」は初めて聞きました。
頭でっかちとは、知識や理論が先走って
行動が伴わないことを言います。
心でっかちとは、心がすべての原因だと考えて、
心と現実との間のバランスが取れなくなる状態だそうです。
私たちは、日々様々な問題に直面します。
それに対して、
「人々の心が荒廃してきているからだ」と説く人がいます。
これは典型的な「心でっかち」だそうです。
また、ビジネスの目標達成の話題になると、
「それは心の持ちようだ」と、すべては心が変われば
上手くいくと説く人がいます。
今日は、「頭でっかち」と「心でっかち」
について考えてみます。
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!===============================================================
あなたは、「頭でっかち」ですか?
それとも、「心でっかち」ですか?
先程も言いましたが、頭でっかちは「理論」先行、
心でっかちは「心」先行です。
理論を重視するタイプなのか、
心を重視するタイプなのかということです。
もっと、わかりやすく言えば、「科学」と「芸術」、
「左脳」と「右脳」と言い換えることもできます。
いずれにせよ、意思決定する際、
どちらを重要視するかということです。
私の経験から、バランスの取れている人は、
とても少ないと言えます。
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●頭でっかち=科学的=左脳
●心でっかち=芸術的=右脳
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このような図式になると思います。
私は、どちらが良くて、
どちらかが悪いとは思っていません。
なぜならば、時代の価値観によって、
支持されるものが変わるからです。
高度成長期からバブルにかけては、
頭でっかちな経営が求められました。
いかに効率よく、無駄なく、品質にバラツキなく、
大量に生産し、大量に販売することが大切だったからです。
所謂、マネジメントという考えです。
とにかく、数値管理やデータ化が盛んな時代でした。
その後、バルブが崩壊し、
日本経済は低迷します。
そして、2000年頃から、「メンタルヘルス」「コーチング」
「モチベーション」などが、もてはやされ始めました。
ビシネスは、数値やデータだけでなく、
心という働きも大きな影響を与えてると認識された時代です。
さらに、東日本大震災以降、もっと深くて潜在的である
「理念」や「存在意義」までをも問われる時代になりました。
わかりやすい言葉でいえば、
「なぜあなたは、そのビシネスをやっているのか?
そして、その結果、世の中をどうしたいのか?」ということです。
新潟県でも有名な住宅メーカーの副社長が、
こんなことを言っていました。
「ウチの社長は、壮大な夢やビジョンばかり考えています。
私は、社長の夢やビジョンが実現可能かをシミュレーションします。
ですから、幾度も社長の夢やビジョンを止めました。」と。
社長は心でっかちです。
副社長は頭でっかちです。
しかし、この会社は、心でっかちと頭でっかちが、
がっぷり四つに組み合って、大成功しました。
また、こんな事例もあります。
あるキッチンメーカーの話しです。
私は、この会社の商品開発会議に、
出席したことがあります。
この時は、社長が考案した新商品の
試作品ができてきました。
この会議には、10人程度の社員が参加しており、
一人ひとりがこの試作品に対して意見を述べました。
しかし、発売には否定的な意見が
多かったのを憶えています。
私は、社長が考案した新商品に対して、
社員が素直で正直に意見が言える素晴らしい会社だと感じました。
なぜならば、なかなか社長に
苦言を言える会社はないからです。
しかし、全員が意見を述べ終わると、
社長は一言こう言いました。
「俺は、これを売りたいな!」と。
まさに、社員の頭でっかちな意見を無視して、
心でっかちな意思決定をしたのです。
私は、驚きました。
今まで社員の意見を聞いたのは、
一体何だったのかと・・・。
やはり組織は、「心でっかち」と「頭でっかち」の
バランスが大切です。
そうでないと、
多角的に物事を視ることができません。
あなたの会社やお店は、
「心でっかち」と「頭でっかち」のバランスは取れていますか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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次回の更新は、4/20のあさ7:00です
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