おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
先日、サービス業のあるクライアント先で、
事業コンセプトを考えました。
事業コンセプトと言えば、大袈裟ですが、
要は、「誰に」「何を」販売するのかということです。
このクライアントは、今まで、
ある特定の人に向けて事業をしていませんでした。
お客様の年代は、10代〜80代です。
一見すると、とにかく幅広いのです。
だた、その中でも、特に多いのが50歳以上です。
構成比は70%以上になります。
80%まではいきませんが、
主要なお客様は50歳以上です。
いわゆる、「シニア層」と呼ばれる人たちです。
自由に使えるお金もそこそこあり、時間的な余裕もあります。
調べてみると、商圏内での総人口で、
50歳以上の構成比は40%以上になります。
商売が成立するには、十分な人口です。
また、商圏内には競合もほとんどいません。
以上のリサーチを終えて、
50歳以上のシニア層にお客様を絞り込みました。
しかし、問題はサービス内容です。
今まで、幅広い年代のお客様を対象にしてきたので、
サービスは、当たり障りのない内容です。
つまり、中途半端なのです。
シニア層に特化するのですから、
シニア層に喜ばれるサービス内容が必要です。
たとえば、チラシの文字の大きさです。
若いデザイナーですと、
文字を小さくする傾向があります。
しかし、これでは、年配の方が読めません。
もう、ここでアウトです。
つまり、「読めない=理解できない」ということで、
絶対に購入することはありません・・・
やはり、年配の方が、読みやすいような
文字の大きさや色を考慮する必要があります。
また、たかが駐車場でも、
駐車しやすいように十分な広さが必要でしょう。
接客に関しても、若い人を相手にするよりも、
大きく、聞き取りやすく話すことも重要です。
さて、あなたの会社やお店の商品やサービス、環境は、
お客様に心底、喜ばれているでしょうか?
中途半端になっていませんか?
私のコンサルタント経験から、
ほとんどの会社やお店は、商品と客層が合致していません。
合致していないから、顧客満足度が低かったり、
クチコミが起こりにくいのです。
客層に合致した、商品やサービスを提供し、
客層に合致した環境を提供できれば、
集客やリピーター育成も容易にできます。
営業時間も、客層によって大きく変わります。
大学生に特化して店とシニア層に特化した店では、
営業時間は大きく変わります。
大学生に特化しているのであれば、午前中は休んで、
午後から深夜まで営業した方がいいでしょう。
シニア層に特化しているのであれば、
早朝から夕方まで営業した方が得策です。
つまり、特化した客層の
ライフスタイルに合っているかということです。
さて、シニア層に特化したクライアントに、
話しを戻します。
シニア層が喜ぶサービスや環境を考える中で、
こんなアイデアが出ました。
お店を「公民館化」
しようというアイデアです。
参考までに、社会教育第20条で、
公民館の定義を調べてみました。
===================================================
公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、
実際生活に即する教育、学術および文化に関する各種の事業を行い、
もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、
生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。
===================================================
要約すれば、教育、学術、文化を提供して、
生活文化、社会福祉に寄与するものです。
カルチャー教室や健康増進教室、
そして、これらを発表する場を提供しています。
また、各種講演会の開催、
地域住民に対して場所の提供もおこなっています。
よく考えてみれば、地方にいけばいくほど、
利用者の多くはシニア層と言えます。
さて、お店公民館化計画の具体策は・・・
===========================================
●カルチャー教室の開催
●健康増進教室の開催
●カルチャー教室の作品を発表する場としての役割
●講演会の開催
●カラオケ大会の開催
●農家のお客様には採れたて野菜を販売してもらう
●お客様同士が触れ合えるスペースの提供
===========================================
こんなアイデアが出ましたが、このような公民館的要素は、
今後の地域密着ビジネスの肝になります。
商品やサービスだけを提供していれば、
よかった時代は終わりました。
大阪に、「射場石利石材(いばいしり)」
という墓石会社があります。
この会社では、「ぐうすけ倶楽部」という
お客様コミュニティがあります。
射場石利石材株式会社
具体的には、このようなことを
おこなっています。
========================
●石焼バーベキュー
●夏まつり、
●ちゃんこ鍋大会
●そば打ち体験
●和菓子作りにチャレンジ
●茶の湯の心を知る
●寺子屋公演会
●彫刻体験
========================
ぐうすけ倶楽部とは?
まさに、公民館的な活動です。
一見、墓石とはなんら関係ありません。
しかし、このような活動が、
お客様との一生涯に渡るお付き合いの源になります。
今回は、シニア層で考えてみましたが、
あらゆる客層で公民館化やコミニティ化が進みます。
もう一回言います。
商品やサービスだけを提供していれば、
よかった時代は終わりました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
目指せ公民館!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
目指せ公民館!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
先日、サービス業のあるクライアント先で、
事業コンセプトを考えました。
事業コンセプトと言えば、大袈裟ですが、
要は、「誰に」「何を」販売するのかということです。
このクライアントは、今まで、
ある特定の人に向けて事業をしていませんでした。
お客様の年代は、10代〜80代です。
一見すると、とにかく幅広いのです。
だた、その中でも、特に多いのが50歳以上です。
構成比は70%以上になります。
80%まではいきませんが、
主要なお客様は50歳以上です。
いわゆる、「シニア層」と呼ばれる人たちです。
自由に使えるお金もそこそこあり、時間的な余裕もあります。
調べてみると、商圏内での総人口で、
50歳以上の構成比は40%以上になります。
商売が成立するには、十分な人口です。
また、商圏内には競合もほとんどいません。
以上のリサーチを終えて、
50歳以上のシニア層にお客様を絞り込みました。
しかし、問題はサービス内容です。
今まで、幅広い年代のお客様を対象にしてきたので、
サービスは、当たり障りのない内容です。
つまり、中途半端なのです。
シニア層に特化するのですから、
シニア層に喜ばれるサービス内容が必要です。
たとえば、チラシの文字の大きさです。
若いデザイナーですと、
文字を小さくする傾向があります。
しかし、これでは、年配の方が読めません。
もう、ここでアウトです。
つまり、「読めない=理解できない」ということで、
絶対に購入することはありません・・・
やはり、年配の方が、読みやすいような
文字の大きさや色を考慮する必要があります。
また、たかが駐車場でも、
駐車しやすいように十分な広さが必要でしょう。
接客に関しても、若い人を相手にするよりも、
大きく、聞き取りやすく話すことも重要です。
さて、あなたの会社やお店の商品やサービス、環境は、
お客様に心底、喜ばれているでしょうか?
中途半端になっていませんか?
===============================================================
長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
===============================================================
私が動画で解説しています!===============================================================
私のコンサルタント経験から、
ほとんどの会社やお店は、商品と客層が合致していません。
合致していないから、顧客満足度が低かったり、
クチコミが起こりにくいのです。
客層に合致した、商品やサービスを提供し、
客層に合致した環境を提供できれば、
集客やリピーター育成も容易にできます。
営業時間も、客層によって大きく変わります。
大学生に特化して店とシニア層に特化した店では、
営業時間は大きく変わります。
大学生に特化しているのであれば、午前中は休んで、
午後から深夜まで営業した方がいいでしょう。
シニア層に特化しているのであれば、
早朝から夕方まで営業した方が得策です。
つまり、特化した客層の
ライフスタイルに合っているかということです。
さて、シニア層に特化したクライアントに、
話しを戻します。
シニア層が喜ぶサービスや環境を考える中で、
こんなアイデアが出ました。
お店を「公民館化」
しようというアイデアです。
参考までに、社会教育第20条で、
公民館の定義を調べてみました。
===================================================
公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、
実際生活に即する教育、学術および文化に関する各種の事業を行い、
もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、
生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。
===================================================
要約すれば、教育、学術、文化を提供して、
生活文化、社会福祉に寄与するものです。
カルチャー教室や健康増進教室、
そして、これらを発表する場を提供しています。
また、各種講演会の開催、
地域住民に対して場所の提供もおこなっています。
よく考えてみれば、地方にいけばいくほど、
利用者の多くはシニア層と言えます。
さて、お店公民館化計画の具体策は・・・
===========================================
●カルチャー教室の開催
●健康増進教室の開催
●カルチャー教室の作品を発表する場としての役割
●講演会の開催
●カラオケ大会の開催
●農家のお客様には採れたて野菜を販売してもらう
●お客様同士が触れ合えるスペースの提供
===========================================
こんなアイデアが出ましたが、このような公民館的要素は、
今後の地域密着ビジネスの肝になります。
商品やサービスだけを提供していれば、
よかった時代は終わりました。
大阪に、「射場石利石材(いばいしり)」
という墓石会社があります。
この会社では、「ぐうすけ倶楽部」という
お客様コミュニティがあります。
射場石利石材株式会社
具体的には、このようなことを
おこなっています。
========================
●石焼バーベキュー
●夏まつり、
●ちゃんこ鍋大会
●そば打ち体験
●和菓子作りにチャレンジ
●茶の湯の心を知る
●寺子屋公演会
●彫刻体験
========================
ぐうすけ倶楽部とは?
まさに、公民館的な活動です。
一見、墓石とはなんら関係ありません。
しかし、このような活動が、
お客様との一生涯に渡るお付き合いの源になります。
今回は、シニア層で考えてみましたが、
あらゆる客層で公民館化やコミニティ化が進みます。
もう一回言います。
商品やサービスだけを提供していれば、
よかった時代は終わりました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
==============================
次回の更新は、明日あさ7:00です
==============================
次回の更新は、明日あさ7:00です
==============================
===========================================================
===========================================================
長谷川博之に関する詳しい情報はこちらをご覧ください