おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
以前、ある酒蔵のコンサルティングを
おこなっていたことがありました。
この酒蔵では、「山田錦」という酒米を使った大吟醸を
初めて開発しました。
日本酒好きならば、ご存知でしょうが、
山田錦は酒米として、とても有名です。
これだけで話題になりそうですが、
残念ながら、山田錦を使った日本酒はたくさんあります。
ですから、山田錦を使っているだけでは、
強みや訴求点には、なり難いのが現実です・・・
ただし、山田錦を使っていることで、
品質の良い酒だというイメージを抱かせることは可能です。
山田錦のほかにも、訴求できそうな特徴を
酒蔵の社長に聞いていきました。
とても爽やかな香りで、
フルーツジュースの様な感じだそうです。
日本酒では、このような表現をよく使います。
差別化は難しいかもしれません。
ですから、強みとしては、
かなり訴求力は弱いことになります。
また、しぼりたての原酒とのことですが、
原酒も山のようにあります・・・
そこで、さらに一歩踏み込んで、
「この日本酒が、最高に美味しい飲み方はありませんか?」
と質問しました。
そうしたら、
秘伝の飲み方があると言うのです。
これを「秘伝の飲み方三箇条」として、ラベルに明記しました。
秘伝の飲み方とは、こんなことです。
===============================================
一、お手元に着いたら、直ぐにでも飲みたい感覚に
襲われますが、先ずは酒を冷たい場所に安置して、
ゆっくり落ち着か せてください。
===============================================
二、2〜3時間経ったらテーブルの上に移し、
部屋のぬくも りで瓶の外側が結露するので、
暫らくの間見守ります。
瓶全体が露だらけなって、テーブルがビチャビチャに
なっても拭き取ってはいけません。我慢してください。
===============================================
三、その後、瓶の入り味線の辺りが、少し乾いてきたら
開栓します。
冷から温に移行する転換点(でも冷えている)が、
最高に旨いのです。
===============================================
さすがに、飲み方まで指定してある日本酒は、
滅多にありません。
これも、一種の「こだわり」ですね。
ウンと期待感が、高まります。
そして、話題性もあります。
恐らく、90%以上のお客様が、
「秘伝の飲み方三箇条」を実行すると思われます。
私も、この飲み方でいただきましたが、
最高に美味しかったのを憶えています。
さて、今日は、商品を使う際の
「こだわり」について考えてみます。
昨年、新潟県阿賀野市の丸三安田瓦工業の敷地内にある
「粘土工房ものがたり」を訪ねました。
ここは、安田瓦の歴史や製造工程を紹介したり、
瓦作りの体験ができます。
また、レストランもあり、
地元野菜を使ったメニューがあります。
粘土工房については、
以前のブログでも紹介しています。
■地域の人たちに愛してもらう経営とは?
さて、この粘土工房ものがたりには、
おもしろいコーヒーがあります。
その名も、「ものがたりコーヒー」です。
このコーヒーは、飲み方に、
とってもこだわっています。
メニューには、こんなことが書いてあります。
=================================================
ちょっと飲み方をかたります。
1.そのままで器を持って1口から2口飲んでください。
高野コーヒーの深い味と香りが心を癒します。
2.竹スプーンで1口器の下をなでるようにすくって下さい。
スプーンにのった物を食べてください。
3.スプーンを置いて、コーヒーをゆっくりと飲みほします。
4.残った物をスプーンでとって食べて下さい。
5.お湯を入れる。ちょっとだけ・・・飲みます。
6.小皿のものを入れて、お湯を入れて、
もう一つの香りのお茶をお楽しみ下さい。
ゆっくりと時間をかけて三回楽しめるコーヒーをお試し下さい。
=================================================
ここまで、飲み方にこだわって、飲み方を指定されると、
やはり、期待値はウンと高まります。
先程の日本酒とまったく同じ、
心理状態になります。
私もいただきましたが、次はどんな味なんだろうと、
ワクワクしながら、三回楽しめました。
そして、とても贅沢な時間を
過ごすことができました。
商品やサービスを使う際の条件を指定したり、
ルールを設定することで、商品やサービスの価値は、
確実に上がります。
ただし、目的は、商品やサービスのパフォーマンスを最大化し、
お客様にさらに喜んでいただくためにです。
商品やサービスを使ってもらうなら、
お客様には、最高のパフォーマンスを
体験してもらいたいと思いませんか?
売る側も、買う側も、喜びが最大化する工夫、
それが、「こだわり」というものです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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あなたの商品やサービスにこだわりはありますか?
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あなたの商品やサービスにこだわりはありますか?
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以前、ある酒蔵のコンサルティングを
おこなっていたことがありました。
この酒蔵では、「山田錦」という酒米を使った大吟醸を
初めて開発しました。
日本酒好きならば、ご存知でしょうが、
山田錦は酒米として、とても有名です。
これだけで話題になりそうですが、
残念ながら、山田錦を使った日本酒はたくさんあります。
ですから、山田錦を使っているだけでは、
強みや訴求点には、なり難いのが現実です・・・
ただし、山田錦を使っていることで、
品質の良い酒だというイメージを抱かせることは可能です。
山田錦のほかにも、訴求できそうな特徴を
酒蔵の社長に聞いていきました。
とても爽やかな香りで、
フルーツジュースの様な感じだそうです。
日本酒では、このような表現をよく使います。
差別化は難しいかもしれません。
ですから、強みとしては、
かなり訴求力は弱いことになります。
また、しぼりたての原酒とのことですが、
原酒も山のようにあります・・・
そこで、さらに一歩踏み込んで、
「この日本酒が、最高に美味しい飲み方はありませんか?」
と質問しました。
そうしたら、
秘伝の飲み方があると言うのです。
これを「秘伝の飲み方三箇条」として、ラベルに明記しました。
秘伝の飲み方とは、こんなことです。
===============================================
一、お手元に着いたら、直ぐにでも飲みたい感覚に
襲われますが、先ずは酒を冷たい場所に安置して、
ゆっくり落ち着か せてください。
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二、2〜3時間経ったらテーブルの上に移し、
部屋のぬくも りで瓶の外側が結露するので、
暫らくの間見守ります。
瓶全体が露だらけなって、テーブルがビチャビチャに
なっても拭き取ってはいけません。我慢してください。
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三、その後、瓶の入り味線の辺りが、少し乾いてきたら
開栓します。
冷から温に移行する転換点(でも冷えている)が、
最高に旨いのです。
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さすがに、飲み方まで指定してある日本酒は、
滅多にありません。
これも、一種の「こだわり」ですね。
ウンと期待感が、高まります。
そして、話題性もあります。
恐らく、90%以上のお客様が、
「秘伝の飲み方三箇条」を実行すると思われます。
私も、この飲み方でいただきましたが、
最高に美味しかったのを憶えています。
さて、今日は、商品を使う際の
「こだわり」について考えてみます。
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!===============================================================
昨年、新潟県阿賀野市の丸三安田瓦工業の敷地内にある
「粘土工房ものがたり」を訪ねました。
ここは、安田瓦の歴史や製造工程を紹介したり、
瓦作りの体験ができます。
また、レストランもあり、
地元野菜を使ったメニューがあります。
粘土工房については、
以前のブログでも紹介しています。
■地域の人たちに愛してもらう経営とは?
さて、この粘土工房ものがたりには、
おもしろいコーヒーがあります。
その名も、「ものがたりコーヒー」です。
このコーヒーは、飲み方に、
とってもこだわっています。
メニューには、こんなことが書いてあります。
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ちょっと飲み方をかたります。
1.そのままで器を持って1口から2口飲んでください。
高野コーヒーの深い味と香りが心を癒します。
2.竹スプーンで1口器の下をなでるようにすくって下さい。
スプーンにのった物を食べてください。
3.スプーンを置いて、コーヒーをゆっくりと飲みほします。
4.残った物をスプーンでとって食べて下さい。
5.お湯を入れる。ちょっとだけ・・・飲みます。
6.小皿のものを入れて、お湯を入れて、
もう一つの香りのお茶をお楽しみ下さい。
ゆっくりと時間をかけて三回楽しめるコーヒーをお試し下さい。
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ここまで、飲み方にこだわって、飲み方を指定されると、
やはり、期待値はウンと高まります。
先程の日本酒とまったく同じ、
心理状態になります。
私もいただきましたが、次はどんな味なんだろうと、
ワクワクしながら、三回楽しめました。
そして、とても贅沢な時間を
過ごすことができました。
商品やサービスを使う際の条件を指定したり、
ルールを設定することで、商品やサービスの価値は、
確実に上がります。
ただし、目的は、商品やサービスのパフォーマンスを最大化し、
お客様にさらに喜んでいただくためにです。
商品やサービスを使ってもらうなら、
お客様には、最高のパフォーマンスを
体験してもらいたいと思いませんか?
売る側も、買う側も、喜びが最大化する工夫、
それが、「こだわり」というものです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
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次回の更新は、明日あさ7:00です
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