おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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日本茶とロック?
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ほとんどの人は、昨日の延長線上が今日で、
今日の延長線上が明日だと考えてしまいます。


そうに違いないのですが、
「カタストロフィー理論」という考え方があります。


学術的に説明すると、カタストロフィー理論とは、
今まで秩序だっていた連続的な現象に、
突然、無秩序な現象が起こることを言います。


たとえば、おしどり夫婦で有名な仲の良い夫婦が、
ある日突然、離婚することや、
愛社精神に溢れる社員が、ある日突然、
辞表を提出したりする場合です。


また、地震などの自然現象も
カタストロフィー理論です。


普段は、ゆっくり移動しているプレートが、
ある臨界点を超えると大きな揺れになり、
地震が発生します。


カタストロフィーという言葉には、
元々、「大変動」とか「破局」という意味があり、
どちらかというとマイナスイメージがあるようです。


しかし、プラスのカタストロフィーもあります。


たとえば、楽器などをマスターする際、
最初はなかなか上達しません。


ところが、ある一定の練習量や練習時間を超えると、
途端に上手くなります。


このように、スキルなどがレベルアップするプロセスも、
一種のカタストロフィーと言えます。


さて、ここ10年は、新旧の価値観が入り乱れ、
明らかに新しい時代への過渡期と言えます。


このような時代は、今まで取り組んでいなかったことを
おこなったり、新しい試みをおこなうことが大切です。


高度成長期やバブル期のように、
右肩上がりの経済の時は、
新しい試みなどする必要がありません。


なぜならば、上手くいっているから、
何ら変える必要がなかったのです。


できるだけ、動かない方が
賢明な時代でした。


ところが、今や右肩下がりの経済です。
しかし、右肩上がりの頃の経営を
おこなっている会社やお店が、ほとんどなのです・・・。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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さて、ここであなたに質問です。

 
あなたは、ここ半年間で、
何か「新しい取り組み」や「新しい試み」をやりましたか?


そして、成果はありましたか?


もしかして、ずっと以前から、
同じことを繰り返していませんか?


もちろん、変えてはいけないこともありますが、
変えた方が良いこともあります。


一番最悪なのは、5年前、10年前と
同じことを、同じやり方でおこなっていることです・・・。


先程も言いましたが、新しい時代への過渡期である今、
会社やお店の経営で大切なことは、
小さくても「新しい取り組み」や「新しい試み」に、
チャレンジする風土を築くことです。


以前、富士市産業支援センターf-Bizの小出宗昭さんが、
「小出流新規事業発想法」というセミナーを
新潟市でおこなったことがありました。


その中で、「マツムラ製茶」という
お茶屋さんの事例を紹介していました。


マツムラ製茶は、
家族経営の小さなお店です。


日本茶のリーフ市場は、
年々市場が縮小している斜陽産業です。


一説によれば、ライフスタイルの変化で、
日本茶を飲む人が減っているとも言われています・・・。


しかし、本当に、
日本茶は売れていないのでしょうか?


確かに、日本茶のリーフ市場は縮小していますが、
日本茶のペットボトルの出現で、
若い人も日本茶を頻繁に飲むようになりました。


もしかして、日本茶という大きなカテゴリーでは、
昔より日本茶を飲む機会が増えているのかもしれません。


参考までに、コーヒー市場では、
インスタントコーヒーは縮小していますが、
レギュラーコーヒーは売れています。


紅茶市場は、ティーパックの紅茶は縮小していますが、
紅茶のリーフは売れているそうです。


このような現象はほかにもあって、
うどん、そば、ラーメン、寿司など、
その昔から、出前をおこなっている飲食店では、
近年、出前が減ったと嘆いているそうです。


しかし、その反面、
「宅配」や「デリバリー」と言われる市場が
伸びているそうですが、
その市場を大手が握っているとのことです。


さて、マツムラ製茶は、今までの客層ではなく、
新たな客層を狙いました。


それは、若いロックファンです。


静岡県富士宮市の朝霧アリーナでおこなわれる
「朝霧JAM(アサギリジャム)」というロックフェスティバルで、
日本茶販売の店を出しました。


商品の日本茶には、「ロック茶」、「ヘビメタ茶」
とネーミングを付けて、パッケージもそれなりにしました。


結果、飛ぶように売れたということです。


マツムラ製茶は、今までと同じ客層を対象に
商売を考えていたら、日本茶とロックを
結び付けることはなかったでしょう。



このように、少しだけのチャレンジ、
少しだけの冒険を大切にしたいものです。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、10/10あさ7:00です
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