おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
とはいっても発売当時は、
スポーツドリンクとは謳っておらず、
「発汗により失われた水分、
イオンをスムーズに補給する健康飲料」
として発売されました。
何だかわかりにくい表現ですが、
汗をかいたら飲むものということだけは
理解できます。
参考までに、
開発における商品コンセプトは、製薬会社らしく、
「飲む点滴」だったそうです。
このポカリスエットですが、
1980年の発売ですから、
今から34年も前のことになります。
当時、高校生だった私は、
発売してすぐにポカリスエットを買いましたが、
何だか妙な味がしたという記憶しかありせん。
決して、美味しいものではありませんでした。
友達に聞いても、同じ意見でした。
そして、
「あれは売れないだろう」と・・・。
ところがどっこい、時が経つにつれて、
徐々に売れていきました。
そして、今ではスポーツドリンクの定番です。
このように、発売当初は
消費者に受け入れてもらえなかった商品でも、
売り手の販売促進で徐々に受け入れて
もらえるようになった商品も数多くあります。
その理由は、「未知の味」です。
今まで、味わったことがない味だったのが、
売れない原因だったようです。
大塚製薬の大ヒット商品「オロナミンC」を
置いてもらっている店でさえも
「売れる気がしない」と、
なかなか置いてもらえなかったのです。
テントを立てて、
1杯100円でテスト販売もしましたが、
これも不評でした・・・。
さらに、悪いことは重なるもので、
グループ会社の大塚食品の社員からは、
「食品関係のパッケージには青は使わない」
と言われました。
食品関係のパッケージでは、
寒色は食欲を減退させると言われているので、
タブーとされています。
逆に、暖色は食欲を促す効果があります。
ですから、食品のパッケージでは
暖色がよく使われます。
ここまで不評の商品も珍しいかもしれませんが、
開発者としては落ち込みますよね。
しかし、大塚製薬も黙ってはいません。
そこで考えたのが、無料配布です。
当時は、新商品を認知してもらう販売促進としては、
よく使われた手法です。
日清の「カップヌードル」も無料配布をおこないましたし、
新潟県が誇る酒造メーカー菊水酒造の
「ふなぐち菊水一番しぼり」も
無料配布をおこないました。
カップヌードルは日本(世界で?)で初めてのカップ麺、
ふなぐち菊水一番しぼりは日本で初めての
アルミ缶入りの生原酒でした。
そういった意味では、
ポカリスエットと条件は同じく
未知の商品だったわけです。
さて、ポカリスエットですが、
スポーツ競技会やイベント会場で
無料配布を1年間続けた結果、
発売2年目の夏に一気に売れ始めたのです。
決して、諦めなかった大塚製薬の勝利です。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
コンサルティングの依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【第3323号】市場にない商品はこうやって売れ!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
みなさんは、「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」が
発売された時のことを憶えているでしょうか?
ポカリスエットとは、今やあまりにも有名になった、
大塚製薬から発売されている
清涼飲料水のことです。
日本で、スポーツドリンクが
普及するきっかけになったのがポカリスエットです。
大塚製薬から発売されている
清涼飲料水のことです。
日本で、スポーツドリンクが
普及するきっかけになったのがポカリスエットです。
とはいっても発売当時は、
スポーツドリンクとは謳っておらず、
「発汗により失われた水分、
イオンをスムーズに補給する健康飲料」
として発売されました。
何だかわかりにくい表現ですが、
汗をかいたら飲むものということだけは
理解できます。
参考までに、
開発における商品コンセプトは、製薬会社らしく、
「飲む点滴」だったそうです。
このポカリスエットですが、
1980年の発売ですから、
今から34年も前のことになります。
当時、高校生だった私は、
発売してすぐにポカリスエットを買いましたが、
何だか妙な味がしたという記憶しかありせん。
決して、美味しいものではありませんでした。
友達に聞いても、同じ意見でした。
そして、
「あれは売れないだろう」と・・・。
ところがどっこい、時が経つにつれて、
徐々に売れていきました。
そして、今ではスポーツドリンクの定番です。
このように、発売当初は
消費者に受け入れてもらえなかった商品でも、
売り手の販売促進で徐々に受け入れて
もらえるようになった商品も数多くあります。
============================================================
長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
============================================================
私が動画で解説しています! ============================================================
ウィキペディアで調べてみると、
やはり発売を開始した1980年は
売上は振るわなかったとあります。
やはり発売を開始した1980年は
売上は振るわなかったとあります。
その理由は、「未知の味」です。
今まで、味わったことがない味だったのが、
売れない原因だったようです。
大塚製薬の大ヒット商品「オロナミンC」を
置いてもらっている店でさえも
「売れる気がしない」と、
なかなか置いてもらえなかったのです。
テントを立てて、
1杯100円でテスト販売もしましたが、
これも不評でした・・・。
さらに、悪いことは重なるもので、
グループ会社の大塚食品の社員からは、
「食品関係のパッケージには青は使わない」
と言われました。
食品関係のパッケージでは、
寒色は食欲を減退させると言われているので、
タブーとされています。
逆に、暖色は食欲を促す効果があります。
ですから、食品のパッケージでは
暖色がよく使われます。
ここまで不評の商品も珍しいかもしれませんが、
開発者としては落ち込みますよね。
しかし、大塚製薬も黙ってはいません。
そこで考えたのが、無料配布です。
当時は、新商品を認知してもらう販売促進としては、
よく使われた手法です。
日清の「カップヌードル」も無料配布をおこないましたし、
新潟県が誇る酒造メーカー菊水酒造の
「ふなぐち菊水一番しぼり」も
無料配布をおこないました。
カップヌードルは日本(世界で?)で初めてのカップ麺、
ふなぐち菊水一番しぼりは日本で初めての
アルミ缶入りの生原酒でした。
そういった意味では、
ポカリスエットと条件は同じく
未知の商品だったわけです。
さて、ポカリスエットですが、
スポーツ競技会やイベント会場で
無料配布を1年間続けた結果、
発売2年目の夏に一気に売れ始めたのです。
決して、諦めなかった大塚製薬の勝利です。
このように、ポカリスエットをはじめとした
今まで市場になかった未知の商品を
受け入れてもらうのは、大変に難しいということです。
恐らく、
大量のテレビCMや新聞広告を使っても、
普及させることは難しいでしょう。
「百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)」
という諺がありますが、これは、
間接的に何回も話を聞くより、
直接見た方が良いことのたとえです。
とにかく、
未知の商品を受け入れてもらうには、
試しに体験してもらうのが一番の早道です。
「百聞は一験に如かず」です。
また、
店頭のスタッフが
詳しく説明してもいいでしょう。
今まで市場になかった未知の商品を
受け入れてもらうのは、大変に難しいということです。
恐らく、
大量のテレビCMや新聞広告を使っても、
普及させることは難しいでしょう。
「百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)」
という諺がありますが、これは、
間接的に何回も話を聞くより、
直接見た方が良いことのたとえです。
とにかく、
未知の商品を受け入れてもらうには、
試しに体験してもらうのが一番の早道です。
「百聞は一験に如かず」です。
また、
店頭のスタッフが
詳しく説明してもいいでしょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
コンサルティングの依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
==============================
次回の更新は、5/30あさ7:00です
==============================
次回の更新は、5/30あさ7:00です
==============================
===========================================================
===========================================================
長谷川博之に関する詳しい情報はこちらをご覧ください