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オリジン弁当

■コバンザメ商法大流行!

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180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
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コバンザメ商法大流行!
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私は、2006年暮れまで
新潟県三条市に住んでいました。


三条市といっても、数年前の市町村合併後は、
大自然に囲まれた地域から
工業団地や商業施設の集まる地域まで、
ひじょうにバラエティに富んだ地域となりました。


その中で、私が住んでいたのは、
「本寺小路(ほんじこうじ)」というところです。


以前も紹介したと思いますが、
この本寺小路には300店とも400店とも
言わる飲食店が密集しています。


私は、その本寺小路の
メインストリートに面している、
ビルの2階に住んでいました。


このビルは、メインストリート側に入口があり、
裏手に回ると裏口がありました。


そして、裏口の前には裏通りがありました。


この裏通りは、自動車やバイクは通れず、
人がすれ違えるほどの幅しかありません・・・。


この通りを挟んで、雑居ビルが立ち並んでいました。


私が住んでいた2階の部屋からは、
この裏通りの様子が丸見えです。


夕方から深夜まで、
様々な商売模様を見ることができました。


たとえば、天候が悪くて
来店するお客様が少ない日になると、
バーやスナックのホステスが、
店の外で常連のお客様に電話をかけます。


「来店お願いコール」です。
ある意味、昼の商売よりも商魂逞しいのです。


ある日、凄い光景を目撃したことがあります。


あるビルの1階に、
「N」というバーと「P」というスナックがありました。
隣同士です。


「N」というバーのママが、
店の外に立っていました。


そこに数人の男性が・・・。


この男性たちは、
「P」というスナックに入ろうとしました。


「N」というバーのママは、
そこをすかさずこう言いました。


それを見ていた私は、目を疑いました・・・。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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「Pより、ウチの店の方が安いよ! 
ビール1本○○○円だから、ウチに来なよ」と。


まさに、「コバンザメ商法」ですね。


コバンザメ商法とは、
集客力があるお店の近くで、
商売をおこなうことを言います。


集客力のあるお店が引き寄せたお客様を狙うことで、
努力しなくてもある程度の来店が
見込めるということです。


大型の生物に吸着して、
身を守りながらおこぼれを狙う
コバンザメに似ていることから、
このように呼ばれるようになりました。


コバンザメ商法で有名なのが、
「オリジン弁当」というお弁当屋さんです。


このオリジン弁当の出店戦略は、
コンビニの近くに出店することだ
という話しを聞いたことがあります。


理由は、いたって簡単です。

コンビニには、お弁当やおにぎり、
惣菜を買いにくるお客様が多数来店します。


そのお客様に、何の努力もなしに、
オリジン弁当を認知してもらうことができるのです。


そして、コンビニよりも美味しいお弁当や
お得感のあるお弁当を
販売すればいいわけですね。


さて、先程の「N」というバーのママですが、
ここまであからさまなコバンザメ商法は
珍しいと思いますが、
このような商売のやり方があることは事実です・・・。


つい先日のことになりますが、
ネットで、「アイドルグループ戦国時代」
という記事を読みました。


そこには、「AKB48」を追う様々なアイドルグループの
ファン争奪戦のことが書いてありました。


私はこれを読んで、「ここまでやるか・・・」と思い、
「N」というバーのママを思い出したのです。


現在、アイドルグループのライブやイベント会場の外は、
競合のアイドルグループが、
ファンの勧誘をおこなっているそうです。


たとえば、先日、「YGA(よしもとグラビアエージェンシー)」
の解散ライブが開催されたそうですが、
会場の外ではアイドルグループ「Nゼロ」のメンバーが、
YGAファンを捕まえて、
「これからは、私たちのファンになってください!」
と勧誘していたそうです。


はたまた、5人組「ベイビーレイズ」は、
「乗り込み、乗っ取り」をスローガンにしています。


これまで、AKB48のじゃんけん大会や、
ももいろクローバーZの男祭りの時、
会場となった日本武道館前でティッシュを配り、
ファンの勧誘をおこないました。


まさに、敵地への乗り込みです。
彼女らは、この方法でファンを増やしてきたそうです。


もはや、このような光景は珍しいものではなく、
日常茶飯事におこなわれているとのことです。


凄い時代になりました。


よく考えてみれば、
全国各地には多くのご当地アイドルがいます。


ここ新潟にもJ-POPアイドルユニット
「Negicco(ねぎっこ)」がいます。


きっと、みなさんがお住まいの地域にも、
ご当地アイドルがいると思います。


こうなると、「強みは何か?」、「競合との違いは何か?」
などを明確にし、さらには、ファンになることの
メリットなども訴求する必要があります。


アイドルグループは、プロダクションにしてみれば、
商品やサービスという位置づけです。


ですから、どのポジションで勝負するのかを明確にして、
商品やサービスを魅力的にする必要がありますね。

 
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、3/20あさ7:00です
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■格闘技から学ぶ、弱者の経営戦略研究

おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


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格闘技から学ぶ、弱者の経営戦略研究
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私の趣味は、「格闘技」です。


といっても、ボクシングをやったり、
空手をやったりするのではなく、
あくまでも観戦するだけの一ファンです。


数年前までは、「K−1」や「PRIDE」などが、
テレビ放映されていましたが、最近はまったくありません。


ファンとしては、
とても残念に思っています。


趣味が格闘技ということは、何となく恥ずかしくて、
なかなか積極的に言い出せないことがあります。


本来、恥ずかしがることはないのですが、
「えーっ・・・」という顔をされたことが度々あります。


「コンサルタント」と「格闘技」は、
マッチングしないのでしょうか?


私のことはさておき、
実は隠れ格闘技ファンは大変多くいます。


ご存知でしたか?


弊社のクライアントの中でも、格闘技ファンは大変多く、
特に20代〜40代の男性社員です。


格闘技ファンというのは、相手が格闘技好きだとわかると、
途端に口数が多くなります。


「ようやく話しがわかる人が現れた!」という感じで、
あれも、これもと、格闘技情報を話しまくるというパターンです。


さて、この格闘技ですが、
学ぶべきことが多々あります。


たとえば、「対戦カードの企画」です。


私が格闘技の中で、一番のベストカードと信じて疑わないのは、
1976年6月26日、日本武道館でおこなわれた
「格闘技世界一決定戦」のある一試合です。


その試合は、
「アントニオ猪木対モハメド・アリ」です。


当時、日本プロレス界のエースだったアントニオ猪木と
時のボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリの
世紀の一戦として世間を騒がせました。


今でこそ、異種格闘技という
ジャンルが異なる選手が戦うカテゴリーがありますが、
当時は、プロレスラーとボクサーが戦うことなど考えられませんでした・・・。


そういったこともあり、
世界中が大注目した一戦だったのです・・・。


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実はこの一戦は、
ルールが明らかにされずにおこなわれました。


試合内容は、終始、アントニオ猪木がリングの上に寝転がって、
アリの足を集中的にキックする戦法をとりました。


特に大きな動きもなく、3分15ラウンドをおこない、
結果は引き分けでした。


そして、マスコミは、
「世紀の凡戦」と叩きました。


世間は、完全決着を望んでいたからです・・・。


しかし、時が経つにつれて、
この試合のルールや裏舞台が明らかにされていきます。


ルールに関しては、アントニオ猪木は、
「タックル」、「チョップ」、「投げ技」、「関節技」など、
プロレスの技を禁止されていたそうです。


それが明らかになると、
「アントニオ猪木の戦い方はベストだった!」
という評価に一転しました。


アリ陣営は試合直前まで、
「ルールをのまなければ試合をやらないと」言い張り、
アントニオ猪木は「要求は何でも飲め。俺はアリを困らせるために
日本に呼んだんじゃなく、アリと試合をするために呼んだんだ」と言い、
ルールは次々とアリの有利な方向へ変更されていきました。


当時、モハメド・アリは世界一番有名なボクサー、
アントニオ猪木は日本でしか知られていない
世界的には無名のレスラーでした。


しかし、この試合で一番得をしたのは、
アントニオ猪木です。



この一戦の後、アントニオ猪木の名前は世界中に広まり、
世界一有名なレスラーになりました。



そして、アントニオ猪木が率いる新日本プロレスは、
ヨーロッパ各国でもテレビ放送されるようになったのです。


アントニオ猪木が、この一戦の波及効果まで
意識していたのかいないのかは、わかりません。


しかし、結果的には、モハメド・アリの名声にのっかり、
自分もしっかりと有名になりました。


いわゆる、「コバンザメ商法」と呼ばれる戦略です。



私たちのビジネスに置き換えると、
コバンザメ商法は沢山見受けられます。


たとえば、全国に530店舗展開する、
お弁当や惣菜販売の「オリジン弁当」は、
あえてコンビニの近くに出店します。


一見すると、近くにコンビニという
ライバルがいる地域に出店するのは、
無意味に思われます。


しかし、このような効果があります。


コンビニに、お弁当や惣菜を買いにくるお客様に、
オリジン弁当のことを認知してもらうことができます。


そして、コンビニで販売している弁当や惣菜との
違いも明確にできます。


さらに、コンビニのお客様を
奪うことも可能です。


まさに、コバンザメ商法です。


また、全国に287店舗を展開する
全品280円の焼鳥屋「鳥貴族」も、
初期の頃はコバンザメ商法をおこなっていたということです。


具体的には、客層が同じ、
和民(わたみ)の近くに出店することで、
和民のお客様を奪っていたそうです・・・。


このように、コバンザメ商法は、
「零細企業」、「起業したばかり」、「創業して間もない」など、
弱い立場にいる企業や人が使うと効果を発揮する戦略です。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。

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次回の更新は、7/11のあさ7:00です
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プロフィール

linkagemic

こんにちは。マーケティングコンサルタントの長谷川博之です。中小企業の業績向上を実現するには、何をどうしたらいいのかをプロの視点で紹介します。
新潟県三条市生まれ。
昔はジャズギタリスト、今はマーケティングコンサルタント。
2002年、同文舘出版株式会社より「あなたの思い通りにお客さんを“買う気”にさせる法」を上梓。「小手先のテクニック」「男の広告・女の広告」がブームに。

現在、株式会社リンケージM.Iコンサルティング代表取締役。ギタリスト評論家。

詳しいプロフィールはこちら

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不況に強いビジネスモデルです。


□■異業種に学べ■□

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■□顧客に情熱を□■

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顧客は商売発展の源です。


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