おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3200号】心配もしない、応援もしないその理由とは?
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「新人の教育担当者」、「新人」の
3人にお話しをお聞きする機会が
ありました。
この3人は、同じ部署で働いています。
「新人の教育担当者」、「新人」の
3人にお話しをお聞きする機会が
ありました。
この3人は、同じ部署で働いています。
一人30分ずつ、あるサービスを利用しての
感想を順番にお聞きしました。
目的は、このサービスの
営業ツールを作成するためです。
久しぶりの消費者インタビューということもあり、
少し緊張しましたが、10分もすると
ペースを掴むことができました。
このようなインタビューの場合、
インタビューをおこなう私も緊張するのですが、
インタビューをされる人はもっと緊張します。
「どんな人にインタビューされるのだろうか?」、
「何を聞かれるのだろうか?」、
「知らないことを聞かれたらどうしよう・・・」など、
不安はいっぱいあるものです。
まずは、この不安や緊張を解きほぐすために、
アイスブレイクからです。
アイスブレイクとは、初対面の人同士が会う際、
コミュニケーションをとりやすい雰囲気をつくり、
緊張を解きほぐすことを言います。
私の場合は名刺交換した後、
「相手の業界のこと」、
「相手の会社のこと」、
「相手の名前のこと」、
「社屋のこと」、
「立地やロケーションのこと」、
「社内に飾ってある絵画や置物のこと」、
「社員やスタッフのこと」など、
気がついたことを聞いてみます。
このような内容ならば、
相手も答えやすいですし、
2〜3分会話をしていれば、
徐々に緊張は解きほぐれてきます。
さて、この企業で導入したあるサービスですが、
短期間で新人を育成するプログラムです。
最大の特徴は、
「新人の教育担当者」と「新人」が
2〜3ヶ月に1回、1時間の面談をおこない、
じっくりと話しをする機会が設けられていることです。
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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インタビューを終えて、
「新人の教育担当者」も「新人」も、
口を揃えて1時間の面談が良かった
と言っていたのが印象的でした。
その後、帰りの車の中で、
自分に置き換えてみました。
「新人の教育担当者」も「新人」も、
口を揃えて1時間の面談が良かった
と言っていたのが印象的でした。
その後、帰りの車の中で、
自分に置き換えてみました。
私は量販店に勤めていた時、
数人の部下がいました。
部下とじっくりと
話しをしたことがあっただろうかと・・・。
また、現在も部下と
じっくり話しをしているだろうかと・・・。
これは、社内の上司と部下の関係だけではなく、
取引先やお客様との関係にも言えることですね。
量販店時代、
部下とは毎日話しをしていましたが、
問題はその内容です。
マーケティングの部署でしたので、
販売促進で使うツールのデザイン確認、
新聞折込チラシの撮影や校正の日時の確認など、
いわゆる仕事の進捗状況を口頭で確認していました。
そのほかに話したことは、
世間話程度しか思い当たりません・・・。
もちろん、忘年会などのお酒の席では、
もう少しくだけた話しもしたと思います。
そう考えると、毎日一緒に仕事を
しているにも関わらず、
大した話しをしていないことに気づきました。
もっともっと、
部下のことを知る努力をすれば
良かったと思いました。
これは、私と部下の関係だけでなく、
私と上司との関係もそうでした。
上司とは、仕事の進捗状況を確認する程度で、
プライベートな話しも、趣味の話しも、
ほとんどしたことはありませんでした・・・。
あなたは、部下や上司と面と向かって、
じっくり話しをする機会はあるでしょうか?
先程の企業に話しを戻します。
新人の教育担当者と新人の1時間の面談ですが、
具体的には、新人の教育担当者が新人に、
「仕事上の悩みや不安」を話してもらいます。
そして、新人のスキルが、
目標に対してどの程度なのかを、
2人で一緒に考える場でもあります。
もちろん、できないのであれば、
どうすればできるのかを一緒に考えます。
気になって、弊社クライアントにも聞いてみました。
ほとんどの企業が、
上司と部下がじっくりと話し合うのは、
年1〜2回の「人事考課」の時だけだそうです。
人事考課ですから、
先程のように上司と部下が
協力して一緒に考えるような場ではありません。
そして、普段の会話は、
やはり「仕事の進捗確認」、
「申し送り」などが中心だそうです。
つまり、いつも隣で一緒に仕事をしている
部下や上司が、どのような悩みや不安、
はたまた夢や希望を持っているのかも、
わからないのです。
特に、サービス業や小売業は、
お客様がいつ来店されるのかわかりません。
ですから、目先の仕事が最優先で、
上司と部下がじっくりと話し合う機会など
皆無に等しいでしょう。
結果、お互い、仕事上の悩みや
不安を知ることもありません。
知らないから、
心配もしませんし、
応援もできません。
あまりにも、無味乾燥な
人間関係が構築されてしまうのです。
今回のインタビューを通じてわかったことは、
上司と部下が腹を割って
1時間程度じっくり話すことで、
確実にチームワークが強化されると同時に、
お互い安心感や信頼が芽生えます。
組織力をアップするのは、
テクニックやスキルではなく、
ここからのような気がしました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
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次回の更新は、8/16あさ7:00です
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