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【第4297号】只ほど怖いものはない!と言いますが・・・

おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第4297号】只ほど怖いものはない!と言いますが・・・
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「只(ただ)ほど怖いものはない」。
こんな諺(ことわざ)を
聞いたことがあると思いますが、
意味は「ただで何かをもらうと、
代わりに物事を頼まれたり、
お礼に費用がかかったりして、
かえって高くつく」
ということです。


ただで思い出すのは、
私が会社員だった頃の話です。


当時、私は量販店に勤めていました。
この量販店では、
年に数回大きなセールを
開催していました。


たとえば、
「大感謝際」「創業祭」「初売り」
なとが代表的なセールです。
このような大きなセールでは、
「粗品プレゼント」を実施していました。
もちろん無料です。


いつも開店前から、
数十人が粗品目当てで並びます。
初売りの時は、
100メートル以上の行列が
できたこともありました。


さて、この粗品プレゼントですが、
必ずクレームがあるのです。
粗品プレゼントは、
新聞折込チラシで告知しますが、
プレゼントの商品は画像を載せます。


たとえば、
ショートケーキをプレゼントするとします。
いざ当日になると、
プレゼントのショートケーキを見て、
「こんなに小さいの???」
「こんなのだったらいらない。
 わざわざ並ばなければよかった!」などと、
クレームをらしき小言を言っていく人がいるのです。


そこまで言うなら、
てっきり粗品はいらないものだと思っていたら、
しっかりと粗品をもらっていくのです。


「こんなもの」と言いながらも、
無料だからもらっていきます。
人間心理の不思議ですね。


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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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随分前のことですが、
被災地の「子ども食堂」の記事を読みました。
それまで「無料」にしていた子ども食堂を
「10円」にしたそうです。
そうしたところ、滅茶苦茶、
来店客が増えたそうです。
これも人間心理です。


みんなまじめに、
「10円」を払おうとするのだそうです。
つまり、無料では心苦しいから、
10円でも払えば気が楽になる
ということなのです。


無料よりも、
10円払った方が
利用者が激増するのですから、
人間の心理は不思議です。

10円

また、こんな話もあります。
あるお店の店長がとても
楽しいキャラクターでした。
毎日、店長と話がしたくて、
多くのお客様が来店されました。


ですが、毎日になると買うものがないのです・・・。
それでも店長と話がしたくて、
来店するお客様が絶えません。
自分と話しがしたいという
お客様が来店すれば、
店長は時間を割いて話をしました。


店長の涙ぐましい努力とは裏腹に、
徐々に店長と話がしたいという
お客様は減ってきました。


心配なった店長は、
思い切ってお客様に電話をしました。
そうしたところ、
「店長と話をしたいのは山々なのだが、
 何か買わないと気が引けるので・・・」
ということだったのです。


つまり、店長と話をするだけで
お店に行くのは気がひけるから、
何か買おうと思うが、
買うものがないということだったのです。


さすがに、何も買わないのに、
毎日店長の時間を拘束してしまうのが
悪いというのです。
そこで店長は、毎日購入できるように、
数百円の商品を作りました。


この事例も、無料では気が引けるので、
お金を払いたいという欲求を
満たしてやったケースです。


ある経営者は、
いつもお世話になっているからと
仕入先に請求金額より300万円も
多く支払ったそうです。


いつもこのようなことを
やっているわけではなく、
大幅に利益が出たので、
取引先への利益還元です。


とても、ユニークな発想です。
実は私も、この会社で
営業セミナーをやった時、
1万円多く講師料をいただきました。
大変感動したことを
今でもよく憶えています。


価格は安い方がいいわけてわなく、
できるだけたくさん払いたいという人もいます。
そういう欲求もあるのです・・・。


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地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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【第4218号】鯖、ステーキ、海老、蟹・・・日本酒業界の工夫!(動画編)

おはようございます!
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今日の「
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【第4218号】鯖、ステーキ、海老、蟹・・・日本酒業界の工夫!(動画編)
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もう随分前のことになりますが
「小林ゴールドエッグ」
という会社が注目されたことがあります。


小林ゴールドエッグは、
「たまごのソムリエ」
というキャッチフレーズで、
一躍有名になりました。


有名になったきっかけは、
料理別のたまごを商品化したことです。



12の養鶏場、
49種類の業務用たまご、
27種類の家庭用たまごの
試食試験を繰り返した結果、
「生産地」「飼い方」「飼料」
「大きさ」「生産者さんのこだわり」
「お母さん鶏」など様々なファクターで
最もおいしい料理が違うということがわかったそうです。


そこで考えたのが・・・


続きは、「商いは門門チャンネル」の動画をご覧ください。



動画ブログ「商いは門門チャンネル」では、
2400本以上用意しています。 


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【第4217号】鯖、ステーキ、海老、蟹・・・日本酒業界の工夫!

おはようございます!
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【第4217号】鯖、ステーキ、海老、蟹・・・日本酒業界の工夫!
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もう随分前のことになりますが
「小林ゴールドエッグ」
という会社が注目されたことがあります。


小林ゴールドエッグは、
「たまごのソムリエ」
というキャッチフレーズで、
一躍有名になりました。


有名になったきっかけは、
料理別のたまごを商品化したことです。



12の養鶏場、
49種類の業務用たまご、
27種類の家庭用たまごの
試食試験を繰り返した結果、
「生産地」「飼い方」「飼料」
「大きさ」「生産者さんのこだわり」
「お母さん鶏」など様々なファクターで
最もおいしい料理が違うということがわかったそうです。


そこで考えたのが、
料理別のたまごです。


醤油とご飯の風味を目一杯活かし、
茶碗一杯のご飯と最も合う様に大きさまで揃え、
選び抜いた「究極のたまごかけご飯専用たまご」。


逆に、熱を加えた時に
とろ〜り最高の食感になる
「オムレツ専用たまご」。


たまごのおいしさとは、
料理になったときのおいしさで、
料理別で最高たまごの使い分けというのは、
身近な贅沢ではないかと考えたのが
小林ゴールドエッグです。


当時は
「料理別のたまご?」
と思った人も多かったようですが、
この発想が様々な調味料や食品加工品に広がりました。


たとえば、
醤油もたまごがけ専用醤油や
大トロ専門醤油など、
料理別の醤油が登場しました。


これは、食品だけでなく、
あらゆる分野に広がっています。


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先日、吉久保酒造株式会社という酒蔵が開発した
「SABA de SHU(サバデシュ)」
という日本酒を知りました。


鯖をより美味しく食べてもらうために開発された
「鯖専用日本酒」ということです。


なにが、鯖専用なのかといえば、
多種の日本酒をブレンドすることにより、
酸度とアミノ酸が高く、
鯖の旨味をより楽しむことがができます。
また、鯖の脂を洗い流す
味わいに仕上げてあります。


鯖専用日本酒が開発された経緯は、
蔵のある茨城県が鯖の水揚げ高が日本一で
143,403トン(2017年)もあり、
25.7%のシェアを誇る鯖大国です。
そんなことで、開発されました。


味は、単体で飲むと何だかぼけた味ですが、
鯖と食べると大変に旨いそうです。
鯖の味を邪魔しません。


さらに凄いのは、
鯖と一緒に飲む以外、
用途がないという尖った日本酒です。
ここまで、徹底していると脱帽です・・・。


新潟市西区内野町に、
「塩川酒造株式会社」
という酒蔵があります。


ここでは、
「Cowboy Yamahai(カウボーイヤマハイ)」
という輸出用の日本酒を開発しました。
この日本酒は、ステーキに合います。
その理由は、これまでの日本酒には珍しく、
たっぷりと存在感のある酸味と
やや高めのアルコール度数が、
肉の脂分をきれいに洗い流すからです。


輸出用とはいえ、
新潟市内の一部のスーパーで
購入することができます。


これ以外にも、海老や蟹に合う
「Fisherman Sokujo(フィッシャーマンソクジョー)」
という日本酒があります。


このお酒は、
海老や蟹などの旨み成分が豊富な料理に
合わせることで真価を最大限に発揮します。
まるで最上級の白ワインのような
フルーティーな香りと軽やかな甘味を
そなえているそうです。


これも、輸出用の日本酒です。
残念ながら、
新潟市内のスーパーでは
見かけたことがありません。

今回は、たまたま日本酒の紹介しましたが、
ある料理や食材に特化することで
訴求力を高めている事例です。


人間の心理として、
「○○専門」と言われると、
妙に欲しくなります。


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プロフィール

linkagemic

こんにちは。マーケティングコンサルタントの長谷川博之です。中小企業の業績向上を実現するには、何をどうしたらいいのかをプロの視点で紹介します。
新潟県三条市生まれ。
昔はジャズギタリスト、今はマーケティングコンサルタント。
2002年、同文舘出版株式会社より「あなたの思い通りにお客さんを“買う気”にさせる法」を上梓。「小手先のテクニック」「男の広告・女の広告」がブームに。

現在、株式会社リンケージM.Iコンサルティング代表取締役。ギタリスト評論家。

詳しいプロフィールはこちら

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□■異業種に学べ■□

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■□顧客に情熱を□■

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顧客は商売発展の源です。


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