商いは門門バナー2013.05











おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3219号】鉄工所から学ぶ新分野進出のヒント
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世の中には、
不思議だと感じることが時々あります。

 
先日、新潟県の村上市に行った時のことです。
地元の大先輩の経営者から、
「?」と思うことを聞いたのです。


村上市のある鉄工所が、
鮭の加工食品を製造販売している
というのです。


鉄工所と鮭の加工食品・・・、
私の頭ではどう考えても
まったく結びつかないのです。


私はすかさず質問をしました。


「なぜ、鉄工所が鮭の加工食品を
 製造しているのですか?」と。


村上市は、新潟県最北の市で、
かつては村上藩の城下町として
栄えました。


面積は県内最大で、
人口は約7万人と
新潟県内では8位です。


特産物として、お茶、村上牛、
そして三面川(みおもてがわ)の鮭が有名です。


平安時代には、京都の王侯貴族に
三面川の鮭が献上されていたそうです。


その後、江戸時代には
村上藩の主要な財源になったのが鮭ですが、
江戸時代後期になると、
徐々に不漁になっていきました。


そんな時、青砥武平次(あおとぶへいじ)が
世界で初めて鮭の「回帰性」を
発見したそうです。


回帰性とは、
鮭が生まれた川に戻ってきて
産卵することを言います。


この鮭の回帰性を活かして、
「種川の制」という世界初の
「自然孵化増殖システム」を作りました。


これによって、
三面川の鮭の漁獲高は飛躍的に増えて、
藩の財政も潤いました。


そして、村上は「鮭のまち」として
全国的に有名になりました。


このように、村上市=鮭というイメージが
定着しているので、村上市の企業が
鮭関連の業界に参入しても
不思議ではないのですが、
鉄工所というのが引っかかりました。


そもそも、鮭の加工食品を
製造するノウハウも技術も、
鉄工所が持っているとは思えないのです。


私は気になったので翌日調べてみました。


確かにありました。
鉄工所が、鮭の加工食品を
製造販売しています。
 
 
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています! 


この鉄工所は、
「遠山鉄工(とおやまてっこう)」
という会社です。


そして、
「塩引鮭専門店・元祖三面屋」
というネットショップを運営しています。


なぜ、鮭の加工食品に参入したのかといえば、
先程の大先輩経営者によれば、
遠山鉄工所の所在地は、鮭が獲れる
三面川河口のすぐ脇にあるからというのです。


ネットショップによれば、
工場は三面川の河口から
たった500メートルのところに
あるそうです。



だから、
獲れたて鮭を活きの良いまま
加工することができるそうです。



これが強みです。


「それだけ?」と思ったのですが、
どうもそうらしいのです。


参考までに遠山鉄工所は、
プラント工事、製缶工事、鉄骨工事、
配管工事などを手がける会社です。


それにしても、世の中には
面白いところに目をつける人もいますね。


遠山鉄工所の事例で、
思い出した会社があります。


広島県呉市の
「有限会社瀬戸鉄工(せとてっこう)」
という会社です。


瀬戸鉄工は1970年の設立で、
主に自動車メーカーや弱電メーカーの
樹脂に成形加工やプレス加工を
おこなっていました。


その技術を活かして、
食品容器の製造も手掛けるようになり、
食品業界と繋がりができました。


そして、容器だけではなく、
「イカの姿フライ」の一次加工を
することになったそうです。


今から20数年前、前社長が
「地元の小学生がサッカーボールを
蹴ったら骨が折れた」
という新聞記事を読みました。


そこで前社長は、
骨が丈夫になるカルシウムを
子どもに摂取してもらおうと、
地元瀬戸内海の「いりこ」を
利用することを思いついたそうです。


「いりこ」とは、鰯(いわし)の
煮干しのことを言います。


そこで、登場したのが
社内にあったプレス加工装置です。


これを使って、いりこを加熱・加圧すると
サクサク食べられる煎餅(せんべい)が
できました。


そして、地元の小学校に無料で配ったところ、
小学生やその保護者から大きな反響があり、
商品化することになりました。


それにしても、
樹脂のプレス加工をする装置で
いりこの煎餅を作ることなど、
通常思いつきません。



前社長の素晴らしい発想力ですね。


さて、その後、瀬戸鉄工は、
プレス加工技術を応用した
乾燥食品燃成装置を開発して
「瞬間高温高圧焼成法」として
特許を取得しました。


この装置で煎餅を製造すると、
 ̄卆弧未罵イ譴討い襦
⊃緤含有量が少なく長期保存できる、
4蔽韻某べられる、
げ断による栄養の損失がない
という大きな特長があります。


また、
栄養価が高いのに食べ難い食材、
有効成分が残っていても形が悪い、
傷があるなどの理由で廃棄されている食材も
瞬間高温高圧焼成法を使えば、
食べ易く加工することができるそうです。


瀬戸鉄工も「瀬戸の旨香焼き(せとのうまかやき)」という
ネットショップを運営しています。


主力のいりこ以外にも、
瞬間高温高圧焼成法を使った
「小豆」「玄米」「玉ねぎ」「えび」などの
商品を販売しています。


この瀬戸鉄工ですが、
現在では加工水産物製造業や
菓子製造の認可も得て、
本格的に食品業界に参入しました。


今では、自社のオリジナル商品の
製造販売だけでなく、
瞬間高温高圧焼成法を使った
新商品の開発コンサルティングも手がけています。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com

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次回の更新は、9/30あさ7:00です
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