商いは門門バナー2013.05











おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3218号】お客様に見せていますか?
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私の実家は、20年ほど前まで
新潟県三条市で材木商を営んでいました。


祖父が創業して、父が2代目として
後を継ぎました。


祖父の時代は、
材木卸のほかにも製材もおこなっており、
木箱などの製造もおこなっていました。


また、三条市には、
「東別院(ひがしべついん)」と呼ばれる
真宗大谷派三条別院があります。


ここには、天皇が外出したときの
仮の御所である行在所(あんざいしょ)があります。


祖父は、明治天皇行在所の建て替えの際、
材木を納入したこともあったようです。


私の実家には、額に入った行在所の写真が、
子供の頃からずっと飾ってありました。


きっと、長谷川家の誇りだったのでしょう。


その後、父が材木商を引き継ぎましたが、
その頃になると製材は辞めて、
材木卸だけをおこなうようになりました。


一戸建ての住宅用材木がメインでした。


ですから、春から夏にかけては、
毎日のように大工さんが出入りしていました。


自宅の前は材木置き場、
裏は大工さんの作業小屋がありました。


大工さんは、あさ8時から夕方5時まで作業小屋で、
鋸(のこぎり)、鉋(かんな)、鑿(のみ)を駆使して、
住宅用の柱や梁などの材料を作っていました。


私は、夏休みになると、
大工さんの作業を見るのが大好きでした。


鉋で材木を削っていくのですが、
もの凄く薄く削ることができるのです。


それをかざしてみると、
向こう側がうっすら見えるくらいで、
これは名人芸です。


そんなことで、大工さんの作業は
何時間見ていても飽きませんでした。


今から考えても、
何が面白かったのかわかりませんが、
丸太の材木が鋸で切られて、
それに鉋をかけて徐々に部品になっていく・・・。


そんなプロセスが子供心を
捉えたのだと思います。


そういえば、私の息子が保育園に通っていた頃、
大人になったら大工になりたいと
言っていた時期がありました。
 
 
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています! 


先日、異業種交流会の懇親会で、
「ビストロ椿(つばき)」という
飲食店にいきました。


繁盛店としてよく耳にする店だったのですが、
利用するのは初めてでした。


ハンバーグやパスタなどがウリのようです。


2時間飲み放題のコースでしたが、
味も量もまずまずでした。


ドアを開けると、左手は細い通路、
右手はオープンキッチンになっています。


まずは、オープンキッチンに圧倒されました。


大きな鉄板には
20枚程の肉が並んでいます。


男性スタッフが丁寧に焼いていました。
肉からは煙が立ち上り、「ジュー」という音がしています。


このほかにも、ところ狭しと
スタッフが調理をしていました。

オープンキッチン

躍動感のあるオープンキッチンを
見せられると期待感が増します。


それにしても、入店するといきなり
オープンキッチンがある店は
珍しいと思いました。


見せることを重視した店舗設計ですね。


また、この店の一角は
ガラス張りになっています。


そこからはこのオープンキッチンが
見えるのです。


ですから、外を歩く通行人には
丸見えです。


これもこの店の狙いなんだと思います。


このように、オープンキッチンなどを採用し、
調理しているところをお客様に見せることは、
大変な効果があります。


何よりも安心できます。


どのような人が、どのような方法で
調理しているかがわかるからです。


その反面、ここで調理をするスタッフは
強制的にお客様の視線を気にしますから、
慣れるまでは大変です。


私は高校2年と3年の時、
ファーストフードでアルバイトをしていました。


数多くのメニューがありましたが、
メインは「たこ焼き」「お好み焼き」「焼きそば」、
冬になると「大判焼き」が加わります。


ここの店は、ほぼオープンキッチンスタイルでした。


ですから、たこ焼きも、お好み焼きも、焼きそばも、
大判焼きも調理しているところが、
お客様に丸見えです。


そんな中、高校生だった私は、
毎日、お客様に見られながら調理していましたが、
最初は恥ずかしくてどうしようもありませんでした。


似たようなものに、
祭りの「屋台」があります。


これも、調理しているところが丸見えです。


調理しているところが丸見えなので、
何となく食べたくなってくるのです。


つまり、需要を喚起できるということです。


下手な呼び込みよりも、調理をしているという
ライブ感を演出した方が効果があるのです。


そういえば、中古自動車販売店から
こんなことを聞いたことがあります。


一般的に中古自動車販売店は、
展示場に中古車がズラリと並んでいます。


飲食店のオープンキッチンのように、
なかなか動きを出す演出はできません。


しかし、スタッフが展示している車の
「洗車」をすることで、
展示場にも動きが出てきます。


洗車といえども動きが出てくると、
賑やかさを感じるようになります。


お客様は、賑やかなお店に集まってくるのです。


やはり、
一生懸命に仕事をしていることを
オープンにすることで、
それを見ているお客様も
その心意気を感じます。


その結果、来店客数が増えるのでしょう。


あなたの会社やお店も、
作業や仕事をオープンして、
お客様に見てもらうことはできませんか?
 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com

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次回の更新は、9/27あさ7:00です
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