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おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3178号】ゴミのポイ捨てが激減!
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先日、あるメールマガジンで、
「ラテラル・シンキング」という思考法を知りました。


初めて聞いた言葉だったので、
ネットで調べてみると・・・


「ん、もしやこれは!」
と思い当たる節がありました。


このラテラル・シンキングとは、
昔から言われている「水平思考」
のことだったのです。


水平思考とは、
アメリカの「エドワード・ド・ボノ」博士が
考案したもので、制約にとらわれず、
自由な発想で問題の解決をする
アイデア発想法です。


特徴としては、
唯一の正解を求めるものではなく、
たくさんの解答があることです。


一概に、自由な発想と言っても、
なかなか容易くできるものではないのですが、
とかく私たちは勝手に
制約や制限を作っているので、
この発想法を使って、
そのことに気づくだけでも大きな成長です。


この水平思考とまったく逆なのが、
ロジカル・シンキングと呼ばれる「垂直思考」です。


垂直思考とは、
筋道を立てて論理的に
解答を導くことを言います。


問題やテーマを掘り下げて、
ひとつの答えを見つける思考法です。


「水平思考」と「垂直思考」の違いが、
わかったと思います。


とかく、仕事の現場では
垂直思考を使うことが多いと思います。


たとえば、
ここに新商品の企画書があります。


この新商品の発案者は、
5万個以上売れると思っています。


当然のことながら、
上司からは5万個以上売れる理由を訊ねられます。


そこで、裏付けとして使うのがデータです。

 
「開発の背景や社会環境」、「市場規模」、
「競合商品の調査」、「販売チャネル」など、
様々な角度からデータを提示して、
この新商品が5万個以上売れる
証拠を説明すると思います。


これが、垂直思考ですね。

 
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一方、水平思考は、
飛躍的なアイデアを生み出す時に有効です。


たとえば、あなたは、
ある包丁メーカーの商品開発担当者です。


近々、新しい包丁を
開発することになりました。


開発のテーマは、
「素早く、安全に、千切りができる」です。

 
これを垂直思考的に考えてしまうと、
包丁の刃に工夫を加えることで、
素早く、安全に、千切りができないかを
考えてしまいます。


あくまでも、
包丁の域を出ないわけです。


しかし、水平思考では、
新商品の開発テーマは、
素早く、安全に、千切りをすることなので、
包丁ではなくスライサーという発想になります。


包丁は、野菜を固定して刃を動かして、
千切りをおこないます。


スライサーは、刃を固定して野菜を動かして、
千切りをおこないます。


発想がまったく違いますね。


また、水平思考では、
唯一の答えはありませんので、
スライサー以外の答えもあります。


このように、水平思考を使うことで、
制限や思いこみから脱却できる
可能性が高くなります。


そのほか、水平思考の
わかりやすい事例として、
こんなものもあります。


ネットで検索すると、
似たような事例がいっぱいあります。


ここに、リンゴが4個あります。


これを3人で均等に分けることにします。
普通に考えれば、
まずは1人1個ずつ配ります。


そして、残った1個を3等分して配ります。


これは、誰もが考えることですが、
1個のりんごを正確に3等分するのは
困難を極めます。


そこで、水平思考を駆使して考えると、
リンゴジュースにして3等分したり、
リンゴジャムにして3等分するなど、
様々なアイデアが生まれます。


つまり、リンゴをそのまま分けるという
大前提を崩してしまうことで、
視界が一気に広がります。


よく考えてみれば、
リンゴのまま分けるという
ルールはないのですが、
私たちの勝手な思い込みから、
リンゴのまま分けることを前提に
考えてしまいがちです。


この「水平思考(ラテラル・シンキング)」
に関しては、木村尚義(きむら・なおよし)さんが書いた、
「ずるい考え方〜ゼロから始めるラテラルシンキング入門〜」
というビギナー向けの本がありますので、
ぜひ読んでみてください。


さて、水平思考で
思い出したことがあります。


新潟市西区に、
「黒埼インター」呼ばれる
インターチェンジがあります。


この黒埼インターから
新潟バイパスに乗る新潟方面入口は、
螺旋状の緩やかな坂道を登ります。


数年前までは、
路肩に多くのゴミが投げ捨てられていました。


恐らく、掃除すればゴミが捨てられ、
ゴミが捨てられれば掃除するという、
イタチごっこのような
状態だったのだと思います。


しかし、ある日この路肩に、
いくつかの小さな「鳥居」が建ったのです。


神社にある赤い鳥居です。

鳥居


































鳥居が建てられてからは、
見違えるようにゴミが減りました。


これは、ゴミのポイ捨てに悩む
国土交通省新潟国道事務所の
神頼みのアイデアだそうです。


これも、
一種の水平思考と言えますね。
 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、6/26あさ7:00です
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