商いは門門バナー2013.05











おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3169号】「やること」ではなく、 「ちゃんとやること」だ!
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先日、知り合いの社長と雑談していると、
社員教育の話しになりました。


この社長が経営する会社は、
10数人の社員がいます。


典型的な男性中心の会社で、
女性社員は2人です。


女性社員のうち1人は、
1年程前に中途採用しました。


この女性社員はビジネス上の基本的なこと、
いわゆる「マナー」や「接客」、「接遇」は
そこそこできたので、
あとは仕事のやり方などを覚えれば大丈夫だと、
社長は安心していました。


そして、この女性社員は、
職場にも徐々に慣れていきました。


そんな姿を見て、
社長もいい人材を採用したと思っていたそうです。


ある日この社長は、
仲の良い取引先にこう言われたそうです。


「御社に入社した女性社員の方だけど・・・、
元気がないし、何となく暗いよね」と。


社長は、こう言われて初めて気づきました。


社外の人は、この女性社員のことを
こんな風に感じていたんだと・・・。



私は、たまたま取引先の1社が社長に言っただけで、
同じように感じている人は、まだまだいるのではないかと
思いました。


社長もそう思ったそうです。


社長はこの女性社員のことを、
マナーも接客も一通りできるので、
大丈夫だと思い安心していました。


しかし、社外の人に与える印象は、
悪かったということなのです。


たとえば、あいさつひとつを考えても、
何はともあれまずは実行することからです。


基本的なあいさつには、
「おはようございます」、「いってらっしゃい」、「お疲れ様です」、
「はい」、「いらっしゃいませ」、「お待たせいたしました」、
「ありがとうございました」などがありますが、
まずはこれが言えないことには
マナーや接客どころではありません。


しかし、これが言えても、
印象の良い人と悪い人がいます。
同じこと言っているのにです。
 
 
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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どうせ同じことを言うならば、相手に好印象を与えた方が、
絶対に得だとは思いませんか。


これは何にでもいえることですが、
「やれば良い」ということではないのです。


すべての仕事には、
お客様や同僚など「相手」がいます。


あなたのやった行動に対して、
相手がどう感じるかがとても大切なのです。


これが「質」です。


たとえば、あなたは、
お客様からの電話を受けました。


お客様は、同僚のAさんに納品日について
訊ねたいと言っています。


しかし、あいにくAさんは外出中で、
あなたはお客様から伝言を預かりました。


早速、伝言をメモに書いて、
Aさんのデスクの上に置いておきました。


ここまでは、あなたに何の落ち度もありません。


しかし、字が汚くて、
Aさんがそのメモを読めなかったら・・・。


はたまた、5Wが明確ではない
意味不明の文章だったら・・・。


これも先程のあいさつと同じで、
やれば良いというものではないのです。


やはり、ある程度行動できるようになったら、
次は「質」を求めない限り、成長はありません。


私たちがよく使う言葉に、
「ちゃんと」という言葉があります。


「ちゃんと片付ける」、「ちゃんとした言葉づかい」、
「ちゃんと食べる」などの使い方をします。


意味は、少しも乱れがなく、よく整っている様、
結果が十分である様を指します。


この「ちゃんと」という言葉が、
「質」ということになります。


ですから、「あいさつをする」ではなく、
「ちゃんとあいさつをする」ことが重要なのです。


あらゆる仕事は、「ちゃんと」を意識することで、
明らかに質が上がります。


また、「和顔愛語(わがんあいご)」
という言葉もあります。


「和顔」は優しげな顔つきのことで、
「愛語」は親愛の気持ちがこもった言葉のことです。


つまり、和やかで温和な顔つきや言葉つきのことや、
穏やかで親しみやすい振る舞いのことを指します。


このように、あいさつやマナーなど、
人間関係の基本はとても大切です。


問題は、ちゃんとできるか否かです。


その道で長年に渡り活躍している人は、
間違いなくちゃんとできています。


こんな話しがあります。


商品やサービスに対するクレームは、
真摯な態度でコミュニケーションをおこなえば
リカバリー可能です。


また、お客様が満足できる商品やサービスに
交換することで、解決することもあります。


しかし、あいさつやマナーなどの
コミュニケーションに対してのクレームは、
商品力やサービス力ではリカバリーできません。


どんなに素晴らしい商品やサービスをもってしてでも、
不可能なのです。


この話しから学ぶことは、
並外れた商品やサービスがあるとしても、
あいさつやマナーなど、ちゃんとしたコミュニケーションを
ないがしろにしてはいけないということです。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、6/5あさ7:00です
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