
おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
名選手、名監督にあらず!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□私は、会社などの組織に関して、
昔から不思議に思っていたことがあります。
戦後の日本は、雇用を安定させるために
会社員が爆発的に増えました。
今では、労働人口の8割が会社員です。
これは、年功序列という雇用システムが
根付いたことが大きいと思われます。
一生を通じて、ひとつの会社に勤めて、
年齢と共に役職も給料も上がっていく・・・。
若い人が聞いたら驚くかもしれませんが、
かつての日本は右肩上がりの経済を前提に、
このような時代があったのです。
昔から不思議に思っていたことがあります。
戦後の日本は、雇用を安定させるために
会社員が爆発的に増えました。
今では、労働人口の8割が会社員です。
これは、年功序列という雇用システムが
根付いたことが大きいと思われます。
一生を通じて、ひとつの会社に勤めて、
年齢と共に役職も給料も上がっていく・・・。
若い人が聞いたら驚くかもしれませんが、
かつての日本は右肩上がりの経済を前提に、
このような時代があったのです。
たとえば、あなたは新卒で
ある会社に入社しました。
営業部に配属され、
営業マンとしてバリバリ働きます。
やがて、「主任」、「係長」となり、
少ないながらも部下もできました。
そして、40歳にして晴れて「営業課長」となりました。
しかし、この頃から、あなたの仕事は大きく変化します。
それまで、現場の最前線で営業をおこなっていたのに、
急に若い部下をマネジメントするのが、
主な仕事になるのです。
ですから、
「どうしたら部下の営業成績が上がるのか?
そのために環境をどう整えるのか?
目標意識とモチベーションをどう高めるのか?」など、
今までの営業の仕事とは180度変わってしまいます・・・。
当然、リーダーシップも要求されます。
私は昔から、この考え方がとても不思議でした。
現場を長く経験すると、
自動的に管理職=マネジメントに
就くという考え方です。
しかし、現場で培った営業能力と、
リーダーとして必要なマネジメント能力は
まったく別物です。
特に、中小零細企業では、
リーダーとしての教育を受けないまま、
現場から管理職になり、
苦労する人が多いのが実情だと思います。
ですから、現場では優秀な社員が、
期待されて管理職になっても
期待はずれという現象が起こるのです・・・。
まさに、「名選手、名監督にあらず」です。
=============================================================
長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
=============================================================
私が動画で解説しています! =============================================================
アメリカの鉄鋼王として知られる、
「アンドリュー・カーネギー」をご存知でしょうか?
崩れ行く橋を見て着想を得て
カーネギー鉄鋼会社を創業し、
成功を納めました人物です。
「アンドリュー・カーネギー」をご存知でしょうか?
崩れ行く橋を見て着想を得て
カーネギー鉄鋼会社を創業し、
成功を納めました人物です。
そして、ジョン・ロックフェラーに次ぐ
史上2番目の富豪と称されることが多いようです。
これからお話しすることは、
カーネギーの有名なエピソードです。
カーネギーが作った会社に、
「ユナイテッド・スチール」という鉄鋼会社があります。
ユネイテッド・スチールは、
業績好調でみるみる大きくなったそうです。
カーネギーは、創業の頃から苦労を共にしてきた、
年配のハンマー打ちの労をねぎらって、
こう言ったそうです。
「あなたは長いこと、私と苦労を共にしてきてくれた。
お陰さんで、ユナイテッド・スチールはこんなに大きくなった。
どうか、私の贈り物を受取ってくれ!」と・・・。
カーネギーは、ハンマー打ちに辞令を渡しました。
その辞令には、
「今日付けで、ユナイテッド・スチールの重役になってくれ」
と書いてあったそうです。
つまり、ハンマー打ちから役員への昇進です。
役員になれば、給料などの待遇面も
大幅に上がりますから、当然のことながら、
ハンマー打ちは喜んでくれるものだと思っていました。
ところが、このハンマー打ちは
昇進の辞令を拒否したのです。
カーネギーが理由を訊ねると、
ハンマー打ちはこう言いました。
=========================================================
私は、年寄りのしがないハンマー打ちだ。
しかし、私がハンマーで鉄をたたきつける時に、カーンという響きがするが、
あの響きは私の命の響きだ。
あの響きは私の命の響きだ。
だから私は、この年まで飽きもせずにハンマーを打ってきた。
真っ赤に焼けた鉄の塊をたたきつけると火花が散るが、
あれは私の命の火花が散っているのだ。
真っ赤に焼けた鉄の塊をたたきつけると火花が散るが、
あれは私の命の火花が散っているのだ。
そういうつもりで、この年まで飽きもせず、ハンマーを振ってきた。
鉄の塊の中に私の命が入っていると思って、飽きもせず、
この年までハンマーを打ち続けてきた。
鉄の塊の中に私の命が入っていると思って、飽きもせず、
この年までハンマーを打ち続けてきた。
今日、社長のあなたから辞令を受けた。
私のために役員室を用意してくれるという。
すわり心地のいい椅子は用意されるかもしれないが、
私の命の響きと命の火花を散らして塊を作ってきた私のハンマーは、
どこへ行くんだ。
私のために役員室を用意してくれるという。
すわり心地のいい椅子は用意されるかもしれないが、
私の命の響きと命の火花を散らして塊を作ってきた私のハンマーは、
どこへ行くんだ。
社長ほどの人物なら、そんなことはわかってくれていると思っていた。
それがわかってもらえなかったということが、私には残念だ。
それがわかってもらえなかったということが、私には残念だ。
(「いま、感性は力」行徳哲男&芳村思風著より)
=========================================================
これを聞いたカーネギーは、
「私の浅はかさを許してくれ」と言って、
その場で辞令を破り捨てたということです。
みなさんは、この話しを聞いて、
どう思われたでしょうか?
もし、このハンマー打ちが役員になったとしたら・・・、
ハンマー打ちでいるよりも素晴らしい
仕事をしたかもしれません。
しかし、大した仕事しか
できなかったかもしれません。
能力は人それぞれです。
「適材適所」という言葉がありますが、
社員の能力を見極めるのが、
経営者の手腕ということです。
私は、
「現場を経験すると自動的に管理職になる」、
「現場の社員よりも管理職の方が役職が上」
ということに、疑問を持っていました。
若くても、リーダーシップがあり、
働きやすい環境を創れる人はいます。
年配でも、若い人よりもフットワークが軽く、
現場で動き回っている人はいます。
組織は、現場だけでも、
管理職だけでも動きません。
このふたつが両輪となって、
初めて命を持って動き出すのです。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
==============================
次回の更新は、4/26あさ7:00です
==============================

次回の更新は、4/26あさ7:00です
==============================

![]() |
---|

===========================================================
===========================================================
長谷川博之に関する詳しい情報はこちらをご覧ください