おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
永遠の会社創りとは?
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

山形県鶴岡市にある「秋山鉄工株式会社」は、
大正11年に創業しました。


ホームページに掲載されている会社沿革を見ると、
当時は、「岩田式剥機(いわたしきむきき)」
なる商品の販売店代理店からスタートしたようです。


そして、現在では、
「真空容器」という部品を製造しています。


秋山鉄工が創業した大正11年ですが、
見覚えがあると思ったら、
私の母が生まれた年でした・・・。


今年で91歳になりますから、
秋山鉄工も91歳、母と同級生です。

 
さて、秋山鉄工の秋山周三社長が、
ある講演会で経営理念について語っていました。


何でも創業89.5年にして、
初めて経営理念を創ったのだそうです。


この時の講演の中で、
今さらなぜ経営理念を創ったのか、
その理由を言ったのか、言わなかったのかは
定かではありません。


しかし、創業してから89.5年間は、
経営理念がなくても経営が成り立っていたどころか、
むしろ、業績好調の長寿企業だと言えます。


今度、秋山社長に聞いてみます。


弊社のクライアントでも、
ほとんどの会社は経営理念があります。


創業してからの数年間は、
まずは新規のお客様の開拓に必死です。


ですから、経営理念など考える余裕もありませんし、
そこまで気が回りません。


その後、経営が軌道にのってくると、
気がつけば社員も増えています。


そして、経営者も、
経営哲学やマネジメントが必要だと感じてきます。


会社の進むべき方向性や拠りどころがなければ、
社員の考えがバラバラで、ただひたすら
目先の仕事に追われることになります・・・。


また、自社の存在意義を明確にしなければ、
日々の仕事が単なる「作業」になる可能性もあります。


これでは、社員が生きがいを持って
働ける職場とは言えません・・・。


=============================================================
長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
============================================================= 
私が動画で解説しています! 


このように、組織に有機的な命を吹き込むのが、
経営理念と言えます。


同じ仕事でも、経営理念実現のための仕事と、
作業としての仕事では、天地の差がありますね。


京セラの創業者「稲盛和夫」さんが、
こんなことをおっしゃっています。


稲盛さんは、世襲制をとりません。
確か、ホンダの本田宗一郎さんもそうでした。


社員の中で、素晴らしい「人格」、「情熱」、「能力」があり、
哲学を継承できる人に、会社の将来を託そうと・・・


創業者の経営哲学や経営理念を継承するのは、
並大抵のことではありません・・・。
二世がそれをできるとは限りません。


280円均一の焼鳥店「鳥貴族」の
大倉忠司社長(おおくら・ただし)は、
お客様と接するアルバイトには、
理念研修をおこなっていたそうですが、
串打ちをしているパートさんには、
理念研修をおこなっていなかったそうです。


焼鳥屋にとって、串打ちは大切な仕事です。
大倉社長は、これでは串打ちが単なる作業になってしまうと、
危機感を抱いたそうです。


全スタッフに経営理念が伝わる
社風や企業文化を創れば、
鳥貴族は永続できるはずだ
とおっしゃっています。


つまり、
「理念の浸透=永遠の会社」
ということなのです。


経営理念浸透の大切さは、
有名経営者の多くが口を揃えて言っています。


さて、経営理念の浸透と、口で言うのは簡単です。


私のまわりの経営者でも、
「経営理念は創ったが、社内には浸透させていない」
という人が、ことのほか多いのが現状です。


経営理念を社内の壁に貼り出せばまだいい方で、
机の引き出しにしまっているという経営者もいました・・・。


それほどまでに、
経営理念の浸透は難しいのです。


しかし、経営者が決心をして、
経営理念浸透のための努力を毎日しないことには、
いつまで経っても経営理念は絵に描いた餅なのです・・・。


弊社クライアントの中でも、
経営理念の浸透に取り組んでいる経営者は、
数多くいらっしゃいます。


たとえば、「経営理念」、「社是」、「行動指針」
などが書いてある小冊子を作成し、全社員に配布して
毎日朝礼で読み上げている会社が一番多いようです。


この小冊子は、名刺程度大きさですから、
名刺入れに入れて携帯することができます。


また、頁数も様々で、少ない会社で表裏2ページ、
最高で24ページのものも見たことがありますが、
8ページの会社が一番多いようです。


社長の動画を配信している会社もあるようです。


このほか、「社内報」を発行している
中小企業も多くあります。


社内報には、社員の活動のほかにも、
必ず社長の経営に対する考えが掲載されますので、
社内のみならず、取引先にも配布している会社もあります。


牛たんと麦めしで有名な「ねぎし」は、
経営理念や経営目的、行動規範が書いてある
四つ折カードをお客様にも配布しています。

 
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com

==============================
次回の更新は、2/8あさ7:00です
==============================
facebookページ「新潟地域密着ビジネス繁盛会」はこちら
【あなたの友達のためにこの記事をシェアしてあげてください】
                                                
このエントリーをはてなブックマークに追加
お名前(必須)

メールアドレス(必須)

半角でお願いします。

===========================================================
にほんブログ村経営者ランキングに参加中!
ぜひワンクリックをお願いいたします!
にほんブログ村 経営ブログ 経営者へ
にほんブログ村
コンサルタトOUTポイント&人気記事最高1位獲得!
コンサルタントINポイント最高6位獲得!
===========================================================
長谷川博之に関する詳しい情報はこちらをご覧ください