おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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カマキリと雪、ビールとオムツの関係
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新潟県長岡市に、「酒井與喜夫(さかい・よきお)」さん
という方がいらっしゃいます。


酒井さんは、電気設備・通信設備会社の
特別顧問です。


私は、酒井さんの名前は知りませんでしたが、
酒井さんのユニークな「予測」は聞いたことがありました。


昭和38年(1963年)の冬、
新潟県は大豪雪に見舞われました。


母から聞いたことがありますが、
玄関から出入りはできず、
2階の窓から出入りをしていたということです。


これほどまでの大豪雪でした。
いわゆる、「38豪雪(さんぱちごうせつ)」です。

 
酒井さんは、雪も融けたこの年の春、
無線屋さんを開業しました。


そして、自然災害にまつわる
言い伝えを調べ始めたそうです。


たとえば、自然界に生息する動物や昆虫は、
地震や大雪を察知して、
事前にそれを避けるような行動をします。


酒井さんは、動物や昆虫の生態観察を10年続け、
積雪予測に関するある言い伝えは、
紛れもない事実だと確信しました。


その言い伝えとは、
「カマキリが高いところに産卵すると大雪になる」
という言い伝えです。


その後も観察を続け、様々な環境なども考慮して、
統計処理をしたところ、
的中率に当たる相関関係は、
0.93〜0.97という驚異的な数字になりました。


また、あるお客様から
「あなたの積雪予測はよく当たるので、書物にしてほしい」
とリクエストされ、
「カマキリが高い所に産卵すると大雪は本当か(日経サイエンス)」など、
数冊の著作を発表しました。


酒井さんのこのような活動は評価されて、
地元では「カマキリおじさん」という愛称で親しまれています。


酒井さん曰く、
「カマキリは、数ヶ月先の積雪を予知している
といっても過言ではない!」とおっしゃっています。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています! 


このカマキリと積雪の関係ですが、
新潟県長岡市だけでなく、
雪の降る地域には言い伝えられているようです。


誰が、いつの時代に発見したのかはわかりませんが、
私が注目したのは、カマキリの産卵と積雪の
相関関係に気づいた人がいたということです。


一見、カマキリの産卵と積雪には、
何ら関係はありませんから・・・。

 
このように、
関係のなさそうな現象を結びつける能力は、
素晴らしいと思いましたし、
商売においてもとても重要なことです。


たとえば、マーケティングの世界では、
ある有名な話しがあります。


これはアメリカの大手スーパーマーケットチェーンでの
販売データを分析した結果です。


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 紙オムツを購入したお客様は、缶ビールを買う傾向がある
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これは、1990年代は半ばから、
マーケティングに関するデータ分析の事例として、
頻繁に取り上げられました。


では、なぜ、紙オムツを購入したお客様は、
缶ビールを買う傾向にあるのでしょうか?


調査の結果、オムツが必要な赤ちゃんがいる家庭では、母
親がかさばる紙オムツを購入するのは大変です。


そこで、父親に紙オムツの購入を頼みます。


スーパーマーケットに来店した父親は、
紙オムツを購入するついでに、
缶ビールも購入するというものです。


このデータを元に、
紙オムツと缶ビールを並べて陳列したら、
売上が伸びたという話しです。


このように、一見関係がなさそうな商品の
相関関係を調査しているアメリカの
コンサルティング会社によると、
「ジュースとせき止め薬」、「化粧品とグリーティングガード」、
「キャンディとグリーティングカード」なども検証したと言います。


残念ながら、
その結果については不明ですが・・・


もう少し大きな視点で、世の中を見渡すと、
景気とファッションの関係や色の関係もあります。


たとえば、バブル期の頃は、
派手な色のミニスカートやボディコンが流行って、
マハラジャなどディスコのお立ち台で
踊っている姿が象徴的でした。


また、ジャケットは肩パット入りが主流でした。


景気の良い時は、露出度は高く、色は奇抜で、
アクティブなファッションが流行します。


反対に景気の悪い時は、
ロングスカートで、黒やブラウンなど、
色は暗めで無彩色になります。


また、コンサバ系やフェミニンな
ファッションが流行します。


当然、女性の化粧についても、
景気と相関関係にあります。


たとえば、バブル期は、
黒々とした力強い太い眉が流行りました。
自己主張をしている眉です。


しかし、その後、バブルが崩壊すると、
細い眉が流行りました。


そして、昨年より、
薄い太い眉が流行っているそうです。


バブル期との違いは、同じ太い眉でも、
黒々ではなく薄いというところですね。
バブル期よりも自己主張を抑えています。


女性の眉は、
「濃い太い眉」→「細い眉」→「薄い太い眉」と、
10年周期で推移してるとのことです。
 
 
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、2/1あさ7:00です
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