おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
平均年収や消費支出は、
明らかに減少しています。
正確には、
20年前とほぼ同じ水準でも、
20年前は右肩上がり、
今は右肩下がりなのです。
ですから金額は同水準でも
その意味合いは180度違います。
その頃、
私は量販店のマーケティング部で、
チラシ制作の最前線にいました。
どちらかといえば、
チラシを作るよりも、
その効果を確認することの方が
面白かったことを思い出します。
効果を確認するとは、
チラシに掲載した商品が、
どの程度売れたかをチェックすることです。
食品は、
同じ商品が月に何回も
チラシに掲載されます。
たとえば、3月になれば
春キャベツの出荷です。
この時期チラシには、
日替わりで春キャベツが
載ることもよくあります。
そのほか、
醤油、味噌、塩、砂糖などの調味料は、
年間を通じてよくチラシに掲載されました。
たとえば、
マヨネーズがチラシに載ったとします。
同じマヨネーズでも、
198円と248円では売り行きが異なります。
圧倒的に198円の方が売れるのです。
買い置きしておける商品だから、尚更です。
この100均一ですが、
スーパー業界では定番企画となりましたが、
ある日突然、競合店が「98円均一」を打ち出しました。
これには驚きました。
2円も安いのです。
さぞかし、集客力があると思われたでしょうが、
思ったほどではありません。
あとでわかりましたが、
100円均一でも、98円均一でも、
売上はさして変わらないのです。
ということは、
来店客数も2%程度しか
増えないということになります。
これが90円均一になったら、
1.3倍くらいの来店客数になる
可能性を秘めています。
サイゼリヤは創業時、
1日わずか20人程度のお客様しか
来店しませんでした。
そこで、思い切って7割引にしたところ
1日600〜800人ものお客様が
来店するようになったのです。
大変わかりやすい事例ですが、
これが価格のマジックです。
同じ商品でも、
価格の違いで大きく売れ行きが違うのです。
サイゼリヤの圧倒的な安さは、
創業時のこの経験からきているのだと思います。
私たち中小企業は、
価格競争に巻き込まれてはいけないと
言われています。
価格競争に巻き込まれると、
どう考えても資本力で有利な
大企業には負けてしまいます。
そこで、
大企業が参入してこない
「ニッチな市場を狙って高く売れ!」とか、
「付加価値を創って高く売れ!」
と言われています。
これが、中小企業経営の常識です。
「安い商品を売る=悪」
というネガティブなイメージがあるようです。
ところが、商品やサービスによっては、
ニッチな市場が見つからなかったり、
付加価値が創りにくいというような
商品もあるのです。
ネットが当たり前になってから、
この傾向は益々顕著になってきました。
ニッチな市場を開拓して成功したと言えば、
その情報は瞬く間に広がります。
こんな付加価値の商品が売れたといえば、
すぐに真似されます。
高く売るという戦略は一時は成功しても、
なかなか長続きしません。
経営の方向性としては、
安くしてもそれなりの利益が確保でき、
かつ安くすることで客数が爆発的に伸びるのであれば、
安くするのもひとつの選択です。
安くするのは、
大変な努力と工夫が必要で
本当の実力が問われます。
一方、ニッチな商品を考えたり、
付加価値を創造するのは、
安くすることに比べれば
楽しくて、ワクワクする取り組みですが、
それに甘んじていませんか?
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
コンサルティングの依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
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地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3413号】コストダウンは知恵と工夫がなければできない!
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私が量販店に勤めていた1990年代、
まだ日本経済は活気に溢れていました。
バブル経済が崩壊したとはいえ、
いずれ日本経済は復活すると思っていた
経営者が大半だったでしょう。
ところがそうはならず、
日本経済は少子高齢化の影響もあり、
縮小均衡といった感は否めません。
まだ日本経済は活気に溢れていました。
バブル経済が崩壊したとはいえ、
いずれ日本経済は復活すると思っていた
経営者が大半だったでしょう。
ところがそうはならず、
日本経済は少子高齢化の影響もあり、
縮小均衡といった感は否めません。
平均年収や消費支出は、
明らかに減少しています。
正確には、
20年前とほぼ同じ水準でも、
20年前は右肩上がり、
今は右肩下がりなのです。
ですから金額は同水準でも
その意味合いは180度違います。
その頃、
私は量販店のマーケティング部で、
チラシ制作の最前線にいました。
どちらかといえば、
チラシを作るよりも、
その効果を確認することの方が
面白かったことを思い出します。
効果を確認するとは、
チラシに掲載した商品が、
どの程度売れたかをチェックすることです。
食品は、
同じ商品が月に何回も
チラシに掲載されます。
たとえば、3月になれば
春キャベツの出荷です。
この時期チラシには、
日替わりで春キャベツが
載ることもよくあります。
そのほか、
醤油、味噌、塩、砂糖などの調味料は、
年間を通じてよくチラシに掲載されました。
たとえば、
マヨネーズがチラシに載ったとします。
同じマヨネーズでも、
198円と248円では売り行きが異なります。
圧倒的に198円の方が売れるのです。
買い置きしておける商品だから、尚更です。
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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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また、当時は
「100円均一」という食料品の企画を
よくやりました。
この企画は、
もの凄く集客力がありました。
やはり、安いというイメージがあるのでしょう。
実際には、
原価ギリギリの安い商品もありますし、
しっかりと利益が取れる商品もあります。
「100円均一」という食料品の企画を
よくやりました。
この企画は、
もの凄く集客力がありました。
やはり、安いというイメージがあるのでしょう。
実際には、
原価ギリギリの安い商品もありますし、
しっかりと利益が取れる商品もあります。
この100均一ですが、
スーパー業界では定番企画となりましたが、
ある日突然、競合店が「98円均一」を打ち出しました。
これには驚きました。
2円も安いのです。
さぞかし、集客力があると思われたでしょうが、
思ったほどではありません。
あとでわかりましたが、
100円均一でも、98円均一でも、
売上はさして変わらないのです。
ということは、
来店客数も2%程度しか
増えないということになります。
これが90円均一になったら、
1.3倍くらいの来店客数になる
可能性を秘めています。
サイゼリヤは創業時、
1日わずか20人程度のお客様しか
来店しませんでした。
そこで、思い切って7割引にしたところ
1日600〜800人ものお客様が
来店するようになったのです。
大変わかりやすい事例ですが、
これが価格のマジックです。
同じ商品でも、
価格の違いで大きく売れ行きが違うのです。
サイゼリヤの圧倒的な安さは、
創業時のこの経験からきているのだと思います。
私たち中小企業は、
価格競争に巻き込まれてはいけないと
言われています。
価格競争に巻き込まれると、
どう考えても資本力で有利な
大企業には負けてしまいます。
そこで、
大企業が参入してこない
「ニッチな市場を狙って高く売れ!」とか、
「付加価値を創って高く売れ!」
と言われています。
これが、中小企業経営の常識です。
「安い商品を売る=悪」
というネガティブなイメージがあるようです。
ところが、商品やサービスによっては、
ニッチな市場が見つからなかったり、
付加価値が創りにくいというような
商品もあるのです。
ネットが当たり前になってから、
この傾向は益々顕著になってきました。
ニッチな市場を開拓して成功したと言えば、
その情報は瞬く間に広がります。
こんな付加価値の商品が売れたといえば、
すぐに真似されます。
高く売るという戦略は一時は成功しても、
なかなか長続きしません。
経営の方向性としては、
安くしてもそれなりの利益が確保でき、
かつ安くすることで客数が爆発的に伸びるのであれば、
安くするのもひとつの選択です。
安くするのは、
大変な努力と工夫が必要で
本当の実力が問われます。
一方、ニッチな商品を考えたり、
付加価値を創造するのは、
安くすることに比べれば
楽しくて、ワクワクする取り組みですが、
それに甘んじていませんか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
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次回の更新は、12/25あさ7:00です
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