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2014年12月

■ミスはこうして発生する!

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おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
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【第3416号】ミスはこうして発生する!
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先日、ものすごい失敗をしてしまいました。
弊社のクライアントで、
毎月ニュースレターを発行している会社があります。


そのニュースレターの
編集とデザインを弊社でやらせていただいています。


サイズはA2サイズで、
両面の白黒印刷です。


ちょうど新聞くらいのサイズになりますから、
とても大きなニュースレターです。


もしかして、
ニュースレターとしては、
日本一大きいかもしれません。


このクライアントは、本社と支社がありますので、
ニュースレターは、片面が本社、
もう片面が支社というように分かれています。


さて、ものすごい失敗は、
12月1日に発覚しました。


前月の10日頃には、
ニュースレターの編集とデザイン、
校正も終わり、印刷会社にデータを渡しました。


それから2週間後、ニュースレターは完成し、
無事クライアントのお客様のもとへ郵送されました。


もちろん、弊社にも届きました。


支社の記事は、
まったく問題はありませんでした。


しかし、本社の記事が先月のものと
まったく同じだったのです。


私は青ざめました・・・。


至急、印刷会社に渡したデータを確認してみると、
本社の記事は先月と同じものでした。


弊社のミスで間違っていたのです。


すぐにクライアントの経営者に電話をかけて、
謝りしました。


翌日には、クライアントを訪ねて、
お客様への対応を協議しました。


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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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協議した結果、
翌月のニュースレターにお詫びと
日の目を見なかった本社の記事を
印刷したものを同封することになりました。


私は会社員時代、
3,000枚以上のチラシの制作に携わってきましたが、
このような間違いは心臓に悪いですね。


私は、このようなことが再発しないように、
冷静に原因を考えました。


ニュースレターは、弊社スタッフが作成し、
校正で誤字脱字や変更などがあれば修正をします。


その後、印刷会社に渡すデータを作成するわけですが、
この部分は私がおこなっています。


つまり、途中から作業が、
弊社スタッフから私にバトンタッチします。


ミスは、この繋ぎ部分で起こりました。


誤字脱字や変更などを修正したデータは、
サーバーに保存してありました。


私が間違って先月のデータを使って、
内容もよく確認せずに印刷用データを
作成してしまったのです。


もし、弊社スタッフに最後までやらせていたら、
ミスが起こる可能性は低かったと思います。


このように、原因は2つ考えられます。


ひとつは、作業途中で、
担当者が弊社スタッフから私に移動したことです。


もうひとつは、
私が内容の最終確認を怠ったことです。


ひとつひとつは、小さなことでも、
ふたつが組み合わされると、
取り返しのつかないとんでもないミスになってしまいます。


リレー方式で人から人へ仕事が移動すると、
どうしても特記事項や注意事項が
伝わらなかったりすることがあります。


だから
「報連相(報告・連絡・相談」が大切なのです。


また、あまりに忙しいと、
いつもはおこなう内容の最終確認も甘くなることがあります。


このような場合、
作業工程のチェックリストが有効です。
 
製造ライン

製造業であれば、
効率化や不良率ゼロを目指し、
当たり前のようにやっていることでも、
ほかの業界では社内のルールが確立されておらず、
適当な場合や人任せのことも多々あります。


ですから、きちんとやる人はやる、
やらない人はやらないという現象が起こります。



これでは、品質にバラつきが出てしまいます。


このような担当者によるムラをなくすためにも、
作業工程ごとのチェックができる仕組みが必要ですね。
 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
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■忙しい割に、実りが少ないのはなぜか?(動画編)

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先日、あるクライアント先で
コンサルティングをおこなっていると、
あることに気づきました。


このクライアントでは、
営業マン10人に対して
コンサルティングをおこなっています。


営業マンの口から出る言葉は、
「とにかく、毎日忙しい・・・」
「社内にいれば、お客様から注文の電話が鳴りっぱなし・・・」など、
嬉しい悲鳴といった感じですが、これが問題なのです。


実は、営業マンの本業である
営業活動以外の雑務が多過ぎて、
まともな営業活動ができる時間がないというのです。


このような場合・・・、


続きは動画をご覧ください。
 


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先日、あるクライアント先で
コンサルティングをおこなっていると、
あることに気づきました。


このクライアントでは、
営業マン10人に対して
コンサルティングをおこなっています。


営業マンの口から出る言葉は、
「とにかく、毎日忙しい・・・」
「社内にいれば、お客様から注文の電話が鳴りっぱなし・・・」など、
嬉しい悲鳴といった感じですが、これが問題なのです。


実は、営業マンの本業である
営業活動以外の雑務が多過ぎて、
まともな営業活動ができる時間がないというのです。


このような場合、
まずは営業活動をする時間を
スケジュール化する以外にありません。


スケジュール化とは、たとえば、
毎日午前10時〜12時までは営業活動に専念して、
それ以外の仕事はやらないようにします。


強制的にでも時間を創らなければ、
永遠にまともな営業活動ができません。


困った問題です。


ですから、忙しい割には、
業績が伸びていないというのが現状です。


このような会社は山のようにあります。
むしろ、中小零細企業では、
これが当たり前だといっても過言ではありません。


営業活動に専念できる人など
皆無といってもいいでしょう。


そのほかにも、
忙しい割に業績が伸びないパターンがあります。


それは、
お客様のどのようなニーズを
解決するような商品やサービスを提供しているのかです。


今日は、このことをお伝えします。


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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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営業やマーケティングの世界では、
「ニーズ」という言葉はよく使われます。


問題は、ニーズには、
「顕在化」されたものと、
まだ顕在化されていない「潜在的」なものがあるということです。

 
顕在化されたニーズとは、
お客様自身も重々承知しているニーズのことです。


たとえば、
「ここが使いにくい」
「持ちにくくて、運ぶ時に困る」など、
お客様に聞けば出てくるような困りごとのことです。


一方、潜在的なニーズとは、
お客様に聞いてもわからないような
困りごとのことを言います。


あまりに当たり前過ぎて、
困り事だとは気づかないことも多々あります。


たとえば、扇風機を思い出してください。


扇風機は、羽根や羽根を覆っている格子に、
埃がついたり、汚れてしまいます。


しかし、掃除をするには、
いちいち分解しなくてはいけません。


多くの人の間では、
このことは数年前まで困りごとではありませんでした。
なぜならば、どこのメーカーの扇風機も構造は同じだったので、
掃除が大変だということはしょうがないことだったからです。

 
ところが、数年前に
ダイソンから羽根のない扇風機が発売されました。


これは、掃除がとても楽です。
毎日でも掃除ができる手軽さです。


この扇風機が登場したことで、
既存の扇風機の不便さに気づいた人も多いことでしょう。


また、羽根がなければ、
子どもが手をいれても安全です。


これが、潜在的なニーズです。
提案をされて、はじめて気づくことです。

ダイソン

通常、顕在化されたニーズを解決する商品やサービスは、
誰でもが気づく可能性が高いので、
競合商品やサービスが多くあります。


結果、差別化がしにくくなって
価格競争に陥ります。


ですから、
このゾーンを商売のメイン市場にすると、
忙しい割に実りが少ないという悪循環にはまります。


このゾーンでは、
なるべく人手をかけずに営業できる仕組みを
構築しなければいけません。


中小零細企業が目指すべき商売のメイン市場は、
潜在的なニーズに見つけて、
それを解決する商品やサービスを提案することです。



そのためには、
お客様を観察して、
現状を分析する努力が必要です。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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プロフィール

linkagemic

こんにちは。マーケティングコンサルタントの長谷川博之です。中小企業の業績向上を実現するには、何をどうしたらいいのかをプロの視点で紹介します。
新潟県三条市生まれ。
昔はジャズギタリスト、今はマーケティングコンサルタント。
2002年、同文舘出版株式会社より「あなたの思い通りにお客さんを“買う気”にさせる法」を上梓。「小手先のテクニック」「男の広告・女の広告」がブームに。

現在、株式会社リンケージM.Iコンサルティング代表取締役。ギタリスト評論家。

詳しいプロフィールはこちら

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□■異業種に学べ■□

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■□顧客に情熱を□■

商品よりも顧客に情熱を注ぎましょう!とにかく個別対応を心がけることです。
顧客は商売発展の源です。


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