おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
さて、このIさんですが、様々な人脈を活かして、
ホンダの創始者あの「本田宗一郎(ほんだ・そういちろう)」さんを
北海道に呼ぶ計画を立てます。
直球勝負で、
「北海道に来てほしい」では断られるだろうと、
本田さんが大好きなジェット機をチャーターしたそうです。
それが功を奏して、
本田さんが北海道にやってくることになりました。
本田さんは、
よほどジェット機が好きだったのでしょう・・・。
当然、夜は宴席を設けました。
その宴席の途中でIさんは、
本田さんにこんなことを切り出しました。
「ホンダのシビック(新車)を
定価で買いたいという人が3人います。」と。
シビックが発売されたのは今から約40年前ですが、
新車を定価で買う人はいなかったのだと思います。
現在でもそうですが、車は高い買い物です。
売り手も割引するのが当たり前、
買い手も値切るのが当たり前の世界です。
ですから、本田宗一郎さんに憧れる
中小零細企業の社長は多かったのだと思います。
松下電器産業(現パナソニック)の創業者
「松下幸之助(まつした・こうのすけ)」さん、
ソニーの創業者の1人
「盛田昭夫(もりた・あきお)」さんと共に、
日本の名経営者ビッグスリーといっても
過言ではありません。
そのホンダの創業者である本田宗一郎さんから、
直接、車を買った人はほとんどいないでしょう。
それほど希少価値があったのです。
この3人は、定価とはいえ
安い買い物だったのだと思います。
Iさんのこの提案に対して、
本田さんは即OKしたそうです。
そして、すぐに北海道の販売責任者に電話をして
「新車を定価で3台売ったぞ!」
と伝えたとのことです。
本田さんも、自分が直接車を販売したことに
大きな喜びを感じました。
このように、売り手も買い手も大満足する
取り引きというのも滅多にありません。
すべては、Iさんが提案した契約書のサインです。
ここに、本田宗一郎さんがサインすることで、
お互いが満足することを
見抜いていたIさんの心遣いに感心しました。
Iさんは、これを機会に本田宗一郎さんに気に入られて、
その後30〜40回も本田さんと
会うことになります。
そして、本田さんの頭の中には、
「北海道といえばIさん」という
図式ができ上がっていたようです。
結果、シビックを定価で買った3人、
本田宗一郎、Iさんのいずれもが
満足したということです。
まさに、三方よしの哲学です。
三方よしとは、
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」、
みんなに喜ばれる商品を提供しようというもので
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
セミナー、講演、執筆、出版依頼はこちらまで info@linkage-mic.com
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180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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【第3373号】粋な計らい!売り手も買い手も大満足!
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先日、素晴らしい話しを聞きました。
その方は、某異業種商談会の創始者Iさんです。
経営者向けの月刊誌、
社員教育の教材やセミナーをおこなう会社を創業して、
40数年というキャリアです。
また、会社は北海道にありますが、
その活動フィールドは全国各地にまたがっています。
情報や流通の格差がなくなった昨今ならばいざ知らず、
今から40数年前に北海道から全国に情報を発信するのは
困難だったことは予想できます。
経営者向けの月刊誌、
社員教育の教材やセミナーをおこなう会社を創業して、
40数年というキャリアです。
また、会社は北海道にありますが、
その活動フィールドは全国各地にまたがっています。
情報や流通の格差がなくなった昨今ならばいざ知らず、
今から40数年前に北海道から全国に情報を発信するのは
困難だったことは予想できます。
さて、このIさんですが、様々な人脈を活かして、
ホンダの創始者あの「本田宗一郎(ほんだ・そういちろう)」さんを
北海道に呼ぶ計画を立てます。
直球勝負で、
「北海道に来てほしい」では断られるだろうと、
本田さんが大好きなジェット機をチャーターしたそうです。
それが功を奏して、
本田さんが北海道にやってくることになりました。
本田さんは、
よほどジェット機が好きだったのでしょう・・・。
当然、夜は宴席を設けました。
その宴席の途中でIさんは、
本田さんにこんなことを切り出しました。
「ホンダのシビック(新車)を
定価で買いたいという人が3人います。」と。
シビックが発売されたのは今から約40年前ですが、
新車を定価で買う人はいなかったのだと思います。
現在でもそうですが、車は高い買い物です。
売り手も割引するのが当たり前、
買い手も値切るのが当たり前の世界です。
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長谷川博之の眼★本物の商売を目指すポイント!
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私が動画で解説しています! ============================================================
実は、シビックの新車を定価で買うには
ある条件があったのです。
車を買う際、
契約書に必要事項を記入します。
その契約書には、
販売担当者の名前を書く欄があります。
シビックを定価で買う代わりに、
販売担当者の欄に本田宗一郎と
サインしてくれと言ったのです。
本田宗一郎さんがサインをすれば、
定価で買うといった3人は
本田宗一郎さんから直接買ったことになるのです。
ある条件があったのです。
車を買う際、
契約書に必要事項を記入します。
その契約書には、
販売担当者の名前を書く欄があります。
シビックを定価で買う代わりに、
販売担当者の欄に本田宗一郎と
サインしてくれと言ったのです。
本田宗一郎さんがサインをすれば、
定価で買うといった3人は
本田宗一郎さんから直接買ったことになるのです。
当時のホンダといえば、
既に世界に名を轟かしている
「世界のホンダ」でした。
また、技術者として、経営者としても、
日本の経済界を支える人物でした。
既に世界に名を轟かしている
「世界のホンダ」でした。
また、技術者として、経営者としても、
日本の経済界を支える人物でした。
ですから、本田宗一郎さんに憧れる
中小零細企業の社長は多かったのだと思います。
松下電器産業(現パナソニック)の創業者
「松下幸之助(まつした・こうのすけ)」さん、
ソニーの創業者の1人
「盛田昭夫(もりた・あきお)」さんと共に、
日本の名経営者ビッグスリーといっても
過言ではありません。
そのホンダの創業者である本田宗一郎さんから、
直接、車を買った人はほとんどいないでしょう。
それほど希少価値があったのです。
この3人は、定価とはいえ
安い買い物だったのだと思います。
Iさんのこの提案に対して、
本田さんは即OKしたそうです。
そして、すぐに北海道の販売責任者に電話をして
「新車を定価で3台売ったぞ!」
と伝えたとのことです。
本田さんも、自分が直接車を販売したことに
大きな喜びを感じました。
このように、売り手も買い手も大満足する
取り引きというのも滅多にありません。
すべては、Iさんが提案した契約書のサインです。
ここに、本田宗一郎さんがサインすることで、
お互いが満足することを
見抜いていたIさんの心遣いに感心しました。
Iさんは、これを機会に本田宗一郎さんに気に入られて、
その後30〜40回も本田さんと
会うことになります。
そして、本田さんの頭の中には、
「北海道といえばIさん」という
図式ができ上がっていたようです。
結果、シビックを定価で買った3人、
本田宗一郎、Iさんのいずれもが
満足したということです。
まさに、三方よしの哲学です。
三方よしとは、
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」、
みんなに喜ばれる商品を提供しようというもので
もとは近江商人に伝わる考え方です。
決して、売り手だけが得をしたり、
買い手だけが得をするものではありません。
決して、売り手だけが得をしたり、
買い手だけが得をするものではありません。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
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次回の更新は、9/24あさ7:00です
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次回の更新は、9/24あさ7:00です
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