おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
私は5〜6年前から、
オーダースーツを愛用するようになりました。
それまでは、
一般的な既製スーツを着ていました。
既製スーツからオーダースーツに鞍替えした理由は、
これと言ってありませんでした。
強いて理由をあげるとすれば、
オーダースーツ専門店の店主と知り合いになったことです。
量販店に勤めていたサラリーマン時代、
「オーダースーツ特別お誂え会」と銘打った催事が、
年1回開催されました。
開催期間は2週間で、
数千万円を売り上げました。
お客様から会場にお越しいただき、
生地を選び、採寸をおこないます。
そして、約一ヵ月でスーツは完成します。
ここで再び、お客様に来店してもらい、
試着してもらいます。
当時、スーツの担当者に聞きましたが、
完成したスーツをお客様に試着してもらう時が、
一番緊張するそうです。
お客様にとっては、
待ちに待ったオーダースーツの完成です。
しかし中には、サイズが合わないという
クレームもあるそうです。
採寸しているのは、
全員プロばかりなのにです・・・。
そんなことで、オーダースーツに対する私の印象は、
あまり良いものではありませんでした。
ですから、5〜6年前に初めてオーダースーツを作った時は、
あまり期待はしていませんでした。
ところが、完成したオーダースーツに袖を通したら、
今まで着ていた既製スーツとはまるでフィット感が違うのです。
まさに、私の体型にピッタリです。
これには、驚きました。
このオーダースーツ店の店主によれば、
既製サイズに合う人は、ほとんどいないとのことです。
スーツに体を無理して合わせている
という感じだそうです。
私もオーダースーツを着るようになって、
初めてわかりました。
オーダースーツの事例から察しはつくと思いますが、
人間の体は、腕も足も左右の長さが、若干異なります。
しかし、服の既製サイズは、
左右とも同じ長さで製造されています。
体にフィットするわけがありません。
私の母は、若い頃から
外反母趾で悩んでいました。
最近では、片足が浮腫み出したので、
明らかに左右の足のサイズが違います。
私は、右足よりも左足の方が、
若干大きいという自覚があります。
病気や障害などにより、左右の足のサイズが違う人は、
ことのほか多いようです。
このような人は、
大きい足に合った靴を買います。
当然、小さい方の足は詰め物などをして
履くそうですが、これが転倒の原因になります。
さて、香川県に「徳武産業」という、
靴メーカーがあります。
この会社は、高齢者向けや介護向けのシューズやスリッパを
製造販売しています。
大きな特徴は、片足でも、左右サイズ違いでも
販売することです。
一般的な靴メーカーのほとんどは、
片足や左右サイズ違いの販売はやらないそうです。
その理由は、製造管理や在庫管理の難しさと、
販売する際の手間です。
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■香川の弱小靴メーカーを救った「先義後理の精神」
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徳武産業は、片足や左右サイズ違いの販売を一歩進めて、
仕様をカスタマイズできるようにしました。
たとえば・・・、
足の長さが違う人は靴底の高さを変更できます。
車いすで足こぎをされる人はゴム底へ変更できます。
寒冷地にお住まいの人はスパイク付きに変更できます。
ベルト留めの靴はベルトの長さを変更できます。
片手しか使えない人はベルトの開閉方向を変更できます。
このようにお客様に応じて、
細かな仕様をカスタマイズできます。
まさに、痒いところに手が届く
という哲学を貫いています。
また、商品をお届けする際、
手書きのメッセージカードを添えます。
アンケートに回答したお客様の誕生日には、
お祝いの手紙とプレゼントを贈るそうです。
お客様からの感謝のお便りも届き、
感謝と喜びの交歓がおこなわれています。
坂本光司さんの著作「日本でいちばん大切にしたい会社3」では、
「高齢者の方々の無数のありがとうをいただく奇跡の靴メーカー」
として紹介されています。
徳武産業の十河社長は、老人施設で90歳を超えている
おばあちゃんに出会いました。
そのおばあちゃんは、
徳武産業の赤い靴を履いていたそうです。
そして、そのおばあちゃんは、
こう言ったそうです。
「赤い靴を履くのが夢だったの。この靴を履いて歩くのがうれしくて、
今はこの靴を枕元に置いて寝ている」と。
商売人冥利に尽きますね・・・
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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人が商品に合わせているおかしな価値観
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人が商品に合わせているおかしな価値観
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私は5〜6年前から、
オーダースーツを愛用するようになりました。
それまでは、
一般的な既製スーツを着ていました。
既製スーツからオーダースーツに鞍替えした理由は、
これと言ってありませんでした。
強いて理由をあげるとすれば、
オーダースーツ専門店の店主と知り合いになったことです。
量販店に勤めていたサラリーマン時代、
「オーダースーツ特別お誂え会」と銘打った催事が、
年1回開催されました。
開催期間は2週間で、
数千万円を売り上げました。
お客様から会場にお越しいただき、
生地を選び、採寸をおこないます。
そして、約一ヵ月でスーツは完成します。
ここで再び、お客様に来店してもらい、
試着してもらいます。
当時、スーツの担当者に聞きましたが、
完成したスーツをお客様に試着してもらう時が、
一番緊張するそうです。
お客様にとっては、
待ちに待ったオーダースーツの完成です。
しかし中には、サイズが合わないという
クレームもあるそうです。
採寸しているのは、
全員プロばかりなのにです・・・。
そんなことで、オーダースーツに対する私の印象は、
あまり良いものではありませんでした。
ですから、5〜6年前に初めてオーダースーツを作った時は、
あまり期待はしていませんでした。
ところが、完成したオーダースーツに袖を通したら、
今まで着ていた既製スーツとはまるでフィット感が違うのです。
まさに、私の体型にピッタリです。
これには、驚きました。
このオーダースーツ店の店主によれば、
既製サイズに合う人は、ほとんどいないとのことです。
スーツに体を無理して合わせている
という感じだそうです。
私もオーダースーツを着るようになって、
初めてわかりました。
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!===============================================================
オーダースーツの事例から察しはつくと思いますが、
人間の体は、腕も足も左右の長さが、若干異なります。
しかし、服の既製サイズは、
左右とも同じ長さで製造されています。
体にフィットするわけがありません。
私の母は、若い頃から
外反母趾で悩んでいました。
最近では、片足が浮腫み出したので、
明らかに左右の足のサイズが違います。
私は、右足よりも左足の方が、
若干大きいという自覚があります。
病気や障害などにより、左右の足のサイズが違う人は、
ことのほか多いようです。
このような人は、
大きい足に合った靴を買います。
当然、小さい方の足は詰め物などをして
履くそうですが、これが転倒の原因になります。
さて、香川県に「徳武産業」という、
靴メーカーがあります。
この会社は、高齢者向けや介護向けのシューズやスリッパを
製造販売しています。
大きな特徴は、片足でも、左右サイズ違いでも
販売することです。
一般的な靴メーカーのほとんどは、
片足や左右サイズ違いの販売はやらないそうです。
その理由は、製造管理や在庫管理の難しさと、
販売する際の手間です。
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■香川の弱小靴メーカーを救った「先義後理の精神」
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徳武産業は、片足や左右サイズ違いの販売を一歩進めて、
仕様をカスタマイズできるようにしました。
たとえば・・・、
足の長さが違う人は靴底の高さを変更できます。
車いすで足こぎをされる人はゴム底へ変更できます。
寒冷地にお住まいの人はスパイク付きに変更できます。
ベルト留めの靴はベルトの長さを変更できます。
片手しか使えない人はベルトの開閉方向を変更できます。
このようにお客様に応じて、
細かな仕様をカスタマイズできます。
まさに、痒いところに手が届く
という哲学を貫いています。
また、商品をお届けする際、
手書きのメッセージカードを添えます。
アンケートに回答したお客様の誕生日には、
お祝いの手紙とプレゼントを贈るそうです。
お客様からの感謝のお便りも届き、
感謝と喜びの交歓がおこなわれています。
坂本光司さんの著作「日本でいちばん大切にしたい会社3」では、
「高齢者の方々の無数のありがとうをいただく奇跡の靴メーカー」
として紹介されています。
徳武産業の十河社長は、老人施設で90歳を超えている
おばあちゃんに出会いました。
そのおばあちゃんは、
徳武産業の赤い靴を履いていたそうです。
そして、そのおばあちゃんは、
こう言ったそうです。
「赤い靴を履くのが夢だったの。この靴を履いて歩くのがうれしくて、
今はこの靴を枕元に置いて寝ている」と。
商売人冥利に尽きますね・・・
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
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次回の更新は、3/30のあさ7:00です
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