おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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幸せを運ぶ一本の傘
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「鬼平犯科帳」、「剣客商売」などの作者として有名な
「池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)さん」
をご存知でしょうか?


もしかしたら、若い人の中には、
すでに知らない人も多いのかもしれません・・・。


池波さんは、1990年に67歳で亡くなるまでに、
戦国時代や江戸時代を舞台にした時代小説を
数多く発表しました。


また、美食家しても有名でした。


「食卓の情景」、「散歩のとき何か食べたくなって 」
などの著作では、池波さんが行きつけのお店を
紹介しています。


店主とのエピソードだけでなく、
料理の写真も満載で、見ているだけでも、
とっても幸せな気分になります。


その中でも、近江の八日市(ようかいち)にある
「招福楼(しょうふくろう)」という料亭のエピソードは、
とても興味深く読みました。


食にうるさい、
流石の池波さんも驚いたといいます。


池波さんが、招福楼に行った際、
次々と運び込まれる「前菜」、「吸物」、
「お造り」、「八寸」などの料理の中で、
焼物の「鮎の塩焼き」があまりに美味かったそうです。


池波さんは、心の中で、
「もう一尾、おかわりしたいなぁ・・・」
と思っていました。


すると、注文をしていないのにも関わらず、
もう一尾おかわりの鮎の塩焼きが出てきたそうです。


これには、池波さんも
驚きを隠せなかったそうです。


鮎の塩焼きを食べている時の
表情でわかったのでしょうか?


どう考えても、手がかりは、
それしかありません。


とても、美味しそうに食べていたのでしょう。


もし、そうだとしても、
もう一尾おかわりを出すでしょうか?


恐らく、そこまで、気が回らないと思います。


そう考えると、招福楼の対応は、
良い意味で非常識です。


これぞ、お客様の好みに応じた商品を売る、
「商いは門門」ですね。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています! 


さて、2〜3年前のことになります。


新潟市を中心に、カレーの移動販売をおこなっている
「うめやんカレー」というお店があります。


移動販売ですから、
専用の移動販売車があります。


なかなか、オシャレな車です。


この、うめやんカレーが、
知り合いの会社の駐車場で販売するというので、
行きました。


その会社とは、
新潟活版所という印刷会社です。


あいにくその日は、曇り空でした。


お昼頃は混むだろうと、11時30分頃行きましたが、
早くも、十数人の行列ができていました。


30分程度並ぶと、
ようやく私の番がまわってきました。


一雨降りそうな天気だったのですが、
注文を済ませカレーを受け取ると、
いきなり雨が降ってきたのです。


慌てて、駐車場の一角にある倉庫の軒下で、
雨宿りをするはめになりました。


かなりの大降りです。


私は、傘がないうえに、
駐車した場所まで走って行ったら、
びしょ濡れになってしまいます・・・。

うめやんカレー






























困り果てていると、
一人の女性が近寄ってきました。


そして私に、「これを使ってください」と、
傘を差し出してくれました。


新潟活版所の女性社員の方です。


困っている時に、助けてもらうこと程、
嬉しいことはありませんね!


実は、これより少し前、
新潟活版所でこんなことがありました。


仕事で、印刷用の紙が必要になりました。
そこで、新潟活版所に頼んで、
10枚程度の紙を購入しました。


紙を受け取りに行くと、女性社員の方が、
紙を購入する際のアドバイスをしてくれました。


まだ、若い女性社員でしたので、
とても感動した記憶があります。


このようなことを立て続けに経験したので、
私は、新潟活版所の女性社員のことを、
敬意を込めて「活版ガールズ」と呼んでいます。


また、クライアントのある料亭で、
こんなことを経験したことがあります。


私は、この料亭の駐車場に車を止めました。
あいにく、小雨が降っていました。


すると、私の車の方に向かって
歩いてくる女性が目に入りました。


運転席側のドアのところにやってきて、
傘をさしています。


そうです、私が車から降りる時、
雨に濡れないようにと傘をさしてくれていたのです。

 
今日、紹介した「招福楼」のようなサプライズは、
残念ながら、どの会社やお店でもできるとは思いません。


しかし、急に雨が降ってきたら、
傘を貸すことは誰にでもできます。


汗をかいていれば、
ハンカチを貸すことは誰にでもできます。


大がかりなサプライズよりも、
ちょっとした「心遣い」や「気遣い」の方が、
幸せを実感するのかもしれませんね。


ただし、「心遣い」や「気遣い」は、
相手を観察していなければ、できません。


そのためには、相手に関心を持つこと、
それに尽きます・・・。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、10/29あさ7:00です
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