おはようございます!
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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大成功の裏側は、反ランチェスター戦略?
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今年の春先、新潟県長岡市のクライアントのO社長と
一緒にランチをする機会がありました。


この日は、あさの9時30分〜夕方5時までみっちり、
このクライアント先でコンサルティングでした。


午前のコンサルティングを終えて、
一緒にランチをすることになりました。


O社長の車に乗り込み、行った先は、
「くいどころ里味(さとみ)」という店です。


新潟県内では、昔から時々見かける店ですが、
私は、今まで1回しか利用ことがありません。


しかも、午後3時頃だったので、
ほとんどお客様がいませんでした・・・。


ですから、私の里味に対する記憶や印象に残ったことは、
ほとんどありません。


そのようなこともあり、
今回も、さして期待はしていませんでした。


ところが・・・、土曜日の昼時だったとはいえ、
老若男女で大変な賑わいです。


そして、席が空くのを待っていたお客様は、
何と20人程いらっしゃいました・・・。


食べ終えたお客様が、
次々と出口にむかってきます。


私は、どのようなお客様なのか、
年代、性別などを確かめました。


爺ちゃん、婆ちゃん、パパ、ママ、孫の「親子三代の家族」、
高齢者の男女4〜5人の「シルバー層」がメインでした。

 
私たちのようなスーツ姿のお客様は、
ほとんどいませんでした。


10分程待つと、カウンター席に通されました。


メニューを見ると・・・、
「寿司」、「そば」、「うどん」、「ラーメン」、「てんぷら」、
「丼物」、「スイーツ」など、和食中心のメニュー構成です。


和食のデパートといった感じで、
何でもあります。


そうです、まったく絞り込んでいません。
むしろ、拡大です。


くいどころ里味は、1974年(昭和49年)、
新潟県見附市で創業しました。


現在は新潟県内に17店舗を展開しています。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています! 


私が、新潟県内の和食外食チェーンで
注目しているのは「越後茶屋」と、
この「くいどころ里味」です。


理由は、どちらも親子三代のお客様が
狙えるからです。


くいどころ里味は和食中心ですが、
越後茶屋は和食に加え、
とんかつ、フライ、グラタン、ステーキ、パスタ
などもあります。


どちからと言えば、越後茶屋の方が、
客層として親子三代を意識しているかもしれません。


これぞ、ファミリーレストランです!


本家本元のファミリーレストランは、
ファミリーのお客様が減っているというのに・・・。

 
さて、里美ですが、年間200万人のお客様が来店して、
年商は20億5800万円です。


新潟県内のファミリーレストランでは、
一人勝ちだそうです。


私は、春先から本誌で紹介しようと考えていましたが、
記事としてなかなか決め手になるものがなく、
日の目を見ませんでした。


ところが、本誌でも度々紹介している
大西勇さんが発行している「大西リポート・第312号」に、
里味の「高頭八郎(たかとう・はちろう)社長」の記事が
掲載されていました。


フムフムと読んでみると、
高頭社長の「やる気を出す手法」が紹介されていました。


高頭社長は、今から38年前の創業の頃、
社員には「働け、働け!」と、
根性論でハッパをかけていたそうです。


しかし、まったくの逆効果で、
辞めていく社員が続出しました。


1年も勤務する社員は、
珍しかったとのことです。


そこで考えたのが、「独立採算制」です。


具体的には、粗利の50%を社員の給料に振り向け、
働けば働くほど、業績が良くなればなるほど、
社員の収入が増える仕組みにしました。



中には、大変忙しい店もあり、
「社員を増やしたらどうか?」と言っても、
店長は「ウン」と言わないそうです。


理由は、社員を増やすと、
今いる社員の収入が減るからです。
 
里味












 




里味の快進撃の秘密のひとつは、
この独立採算制です。


要は、社員のやる気をくすぐる仕組みです。


そして、もうひとつの秘密は、
「反ランチェスター戦略」です。


世の中、猫も杓子もランチェスター戦略です。
いわゆる「絞り込みの戦略」です。


「商品を絞れ!」、「お客様を絞れ!」、
「商圏を絞れ!」、「売り方を絞れ!」・・・。


中小零細企業の成功は、
「絞り込みだ!」と言わんばかりに、
ランチェスター戦略が浸透しました。


その結果、外食産業は、親子三代で食事のできる店が
なくなりました。


また、高齢社会でありながら、
高齢者が好むメニューを提供できる店もありません。


田舎では、親子三代で外食に行きたい
というニーズはあります!



老人会や趣味の会で、
気軽に外食したいというニーズもあります。



しかし、それを提供できる店が、
極端に少ないのです。


里味のメニューは、和食のデパートです。
これが、親子三代と高齢者を惹きつけるのだと思います。、


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
180日であなたの会社やお店の業績アップを実現する
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。

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次回の更新は、9/19あさ7:00です
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