おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
先日、新潟県中小企業家同友会の
新潟支部例会に参加しました。
報告者は、新潟県阿賀野市にある
株式会社阿賀グローバルの加藤昭治社長でした。
そしてテーマは・・・、
「なぜ、中小企業憲章が地域に必要なのか?」でした。
中小企業憲章月間だということで、
新潟県内にある8つの支部において、
「中小企業憲章」についての例会が多かったようです。
ところで、この「中小企業憲章」という
聞き慣れない言葉ですが、みなさんはご存知でしょうか?
中小企業家同友会の会員ならば、頻繁に聞く言葉ですが、
会員以外の経営者でご存知の方は少ないと思います。
前述した新潟支部の例会には、
初めて参加する新入会員さんがいらっしゃいましたが、
「中小企業憲章という言葉は始めて聞いた・・・」
とおっしゃっていました。
これほど、マイナーな言葉だということです。
さて、この中小企業憲章は、
平成22年6月に閣議決定しています。
「中小企業憲章」という名のポケットサイズの
冊子も発行されています。
経済産業省中小企業庁事業環境部企画課に問い合わせると、
詳しい内容がわかります。
簡単に説明すると、戦後日本は大企業中心主義で
経済復興を成し遂げました。
ところが、人件費などの高騰により、
大企業はリストラをおこない、海外市場へとシフトしました。
大量生産&大量消費が前提に成り立つ大企業は、
もはや、日本では生きていけないということです。
このような状況の中、日本経済の中心に中小企業を置くと
宣言したものが、「中小企業憲章」です。
もはや、日本経済は中小企業でしか牽引できません。
冒頭に、このような一文が書かれています。
「政府が中核となり、国の総力を挙げて、
中小企業の持つ個性や可能性を存分に伸ばし、
自立する中小企業を励まし、困っている中小企業を支え、
そして、どんな問題も中小企業の立場で考えていく。」と。
このように、中小企業憲章は中小企業中心の
経済を作っていこうという方針です。
具体的な取り組みとしては、
「中小企業経済振興基本条例」といういうものになります。
冒頭、ご紹介した阿賀グローバルの加藤社長は、
新潟県阿賀野市に中小企業経済振興基本条例を作った中心人物です。
阿賀野市の中小企業経済振興基本条例は、
『阿賀野市すべての産業(農業・商工業と行政と市民)が
それぞれの役割を以って協動し、「“にぎわい”を創出する
産業のまち阿賀野」を創ること』とあります。
具体的には、阿賀野市の産業である「安田瓦」を使った、
「安田瓦ロード」を作りました。
素晴らしい取り組みです。
さて、中小企業家同友会の新潟支部例会では、
中小企業憲章に絡めて、「地域活性化」について討論をおこないました。
地域を活性化する方法は、
3つあるそうです。
====================================
1.自分の会社やお店を良くする(自助努力)
2.新しい仕事を創る(起業)
3.交流人口を増やす(地域ブランド)
====================================
まず1番目の「自分の会社やお店を良くする」ですが、
自分の会社やお店の商品やサービスが売れれば、
新たな雇用を創出し、税金を多く払うことができます。
また、社員満足を追求することで、
働き甲斐のある職場を創ることもできます。
2番目の「新しい仕事を創る」は、
起業という方法もありますし、新規事業という方法もあります。
これも、新たな雇用を創出することができます。
3番目の「交流人口を増やす」は、
地域ブランドを確立して、観光人口などを増やすことです。
以上の3つが、中小企業が取り組む、
地域活性化の方向性だということです。
この3つを聞いて、思い出したのが、
新潟市西蒲区にある「カーブドッチ」というワイナリーです。
カーブドッチは、1993年に
西蒲区角田浜で創業しました。
創業者は、九州出身の「落希一郎さん」です。
見ず知らずの土地で、お金も人脈もなく、
ワイン製造を開始しました。
お金を借りに銀行を回りましたが、
まったく相手にされなかったそうです。
しかし、持ち前の情熱で
5億円を集めたと言います。
その後、ソーセージ製造、ビール製造、パン工房、
レストラン、ホテル&スパなど、事業の多角化に成功しました。
その間、ワイナイリーで若手を育て、
西蒲区角田浜にワイナリーとして独立させました。
今では、独立したワイナリーが3つあります。
落さん曰く、「この西蒲区角田浜をワイナリーの集積地にしたい!」
とおっしゃっていました。
この発想はまさに、「新しい仕事を創り」「地域ブランドを創り」
「交流人口を増やす」ことに貢献しています。
素晴らしい、地域活性化です!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。
今日の「感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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地域を活性化させる3つの方法とは?
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地域を活性化させる3つの方法とは?
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先日、新潟県中小企業家同友会の
新潟支部例会に参加しました。
報告者は、新潟県阿賀野市にある
株式会社阿賀グローバルの加藤昭治社長でした。
そしてテーマは・・・、
「なぜ、中小企業憲章が地域に必要なのか?」でした。
中小企業憲章月間だということで、
新潟県内にある8つの支部において、
「中小企業憲章」についての例会が多かったようです。
ところで、この「中小企業憲章」という
聞き慣れない言葉ですが、みなさんはご存知でしょうか?
中小企業家同友会の会員ならば、頻繁に聞く言葉ですが、
会員以外の経営者でご存知の方は少ないと思います。
前述した新潟支部の例会には、
初めて参加する新入会員さんがいらっしゃいましたが、
「中小企業憲章という言葉は始めて聞いた・・・」
とおっしゃっていました。
これほど、マイナーな言葉だということです。
さて、この中小企業憲章は、
平成22年6月に閣議決定しています。
「中小企業憲章」という名のポケットサイズの
冊子も発行されています。
経済産業省中小企業庁事業環境部企画課に問い合わせると、
詳しい内容がわかります。
簡単に説明すると、戦後日本は大企業中心主義で
経済復興を成し遂げました。
ところが、人件費などの高騰により、
大企業はリストラをおこない、海外市場へとシフトしました。
大量生産&大量消費が前提に成り立つ大企業は、
もはや、日本では生きていけないということです。
このような状況の中、日本経済の中心に中小企業を置くと
宣言したものが、「中小企業憲章」です。
もはや、日本経済は中小企業でしか牽引できません。
冒頭に、このような一文が書かれています。
「政府が中核となり、国の総力を挙げて、
中小企業の持つ個性や可能性を存分に伸ばし、
自立する中小企業を励まし、困っている中小企業を支え、
そして、どんな問題も中小企業の立場で考えていく。」と。
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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!
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このように、中小企業憲章は中小企業中心の
経済を作っていこうという方針です。
具体的な取り組みとしては、
「中小企業経済振興基本条例」といういうものになります。
冒頭、ご紹介した阿賀グローバルの加藤社長は、
新潟県阿賀野市に中小企業経済振興基本条例を作った中心人物です。
阿賀野市の中小企業経済振興基本条例は、
『阿賀野市すべての産業(農業・商工業と行政と市民)が
それぞれの役割を以って協動し、「“にぎわい”を創出する
産業のまち阿賀野」を創ること』とあります。
具体的には、阿賀野市の産業である「安田瓦」を使った、
「安田瓦ロード」を作りました。
素晴らしい取り組みです。
さて、中小企業家同友会の新潟支部例会では、
中小企業憲章に絡めて、「地域活性化」について討論をおこないました。
地域を活性化する方法は、
3つあるそうです。
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1.自分の会社やお店を良くする(自助努力)
2.新しい仕事を創る(起業)
3.交流人口を増やす(地域ブランド)
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まず1番目の「自分の会社やお店を良くする」ですが、
自分の会社やお店の商品やサービスが売れれば、
新たな雇用を創出し、税金を多く払うことができます。
また、社員満足を追求することで、
働き甲斐のある職場を創ることもできます。
2番目の「新しい仕事を創る」は、
起業という方法もありますし、新規事業という方法もあります。
これも、新たな雇用を創出することができます。
3番目の「交流人口を増やす」は、
地域ブランドを確立して、観光人口などを増やすことです。
以上の3つが、中小企業が取り組む、
地域活性化の方向性だということです。
この3つを聞いて、思い出したのが、
新潟市西蒲区にある「カーブドッチ」というワイナリーです。
カーブドッチは、1993年に
西蒲区角田浜で創業しました。
創業者は、九州出身の「落希一郎さん」です。
見ず知らずの土地で、お金も人脈もなく、
ワイン製造を開始しました。
お金を借りに銀行を回りましたが、
まったく相手にされなかったそうです。
しかし、持ち前の情熱で
5億円を集めたと言います。
その後、ソーセージ製造、ビール製造、パン工房、
レストラン、ホテル&スパなど、事業の多角化に成功しました。
その間、ワイナイリーで若手を育て、
西蒲区角田浜にワイナリーとして独立させました。
今では、独立したワイナリーが3つあります。
落さん曰く、「この西蒲区角田浜をワイナリーの集積地にしたい!」
とおっしゃっていました。
この発想はまさに、「新しい仕事を創り」「地域ブランドを創り」
「交流人口を増やす」ことに貢献しています。
素晴らしい、地域活性化です!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。
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次回の更新は、6/27のあさ7:00です
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