おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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もっとダサく! こんなに綺麗だとダメだ!
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当社クライアントに、
S社さんがあります。


S社さんとは、
今年からお付き合いが始まりました。


主に、営業戦略と戦術のコンサルティングを
おこなっています。


特に戦術面では、S社さんの若い男性スタッフ
「Oさん」が大活躍しています。


S社さんでは、月に2回、
近隣地域にポスティングをおこなっています。


このポスティングチラシを
作成しているのがOさんです。


Oさんは、チラシ作りの教育を
受けたことはありません。


マイクロソフトの「Word」が使えるということと、
若いということで彼の担当になっただけです。


特別、深い理由はないのです・・・。


販売促進や宣伝担当のいない小さな企業では、
ありがちなケースです。


さて、このOさんですが、チラシ作り未経験だったので、
最初はこと細かに私がアドバイスしました。


まずは、
チラシのメリットとデメリットからです。


そして、「目的」「企画立案」「ターゲットの設定」
「商品の選定」「キャッチコピーの作り方」「商品の見せ方」
「価格の表現方法」「アイキャッチの考え方」「色の使い方」など、
手取り足取りアドバイスしました。


Oさん、なかなか素晴らしい
感性をしていました。


私も驚きました。


1枚目と2枚目のチラシは、
まだまだ素人ぽっさが残っていましたが、
3枚目と4枚目のチラシはかなり高い完成度でした。


私は内心、このままいけばOさんの作るチラシは、
S社さんの最大の武器になると思いました!


参考までに、1枚目〜4枚目のチラシは、
成果は出ていました。


Oさんも引き続き、
今後の手応えを感じていたはずです。


ある日、Oさんが5枚目のチラシ案を
持ってきました。


ひと目見て、
「あれ」っと思いました。


そして、次の瞬間、
私はもの凄い違和感を覚えました。


これでは売れない・・・。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!


私が違和感を覚えた理由は、
Oさんの作った5枚目のチラシが、
あまりに綺麗にできていたからです。


いかにも、プロのデザイナーが作った
雰囲気だったのです。


私は、「何かあったの?」とOさんに聞きました。


すると、折込チラシや広告を沢山見て、
研究しているというのです。


なるほど、これで謎が解けました。


Oさんの名誉のために言っておきますが、
Oさんのとった行動は当たり前のことです。


誰でもが、もっと良いチラシを作ろうと、
様々なチラシや広告を研究するはずです。


では、なぜチラシを綺麗に作ると
ダメなのでしょうか?


Oさんの作ったチラシは、
レイアウトは碁盤の目のようにスッキリとして、
すべての商品が同じ大きさに配置されていました。


大変にシンプルで見やすいデザインです。


しかし、「あれ」っと感じたり、
「おや」っと感じるところがないのです。


言い方は悪いですが、
「変な感じ」がまったくありません。


ですから、
目が止まるところがないのです。


目が止まらないということは、
読んでもらえないということです。


チラシをはじめ、
宣伝をおこなうポイントはこの感覚です。


Oさんにも、あえて素人っぽさを残し、
ダサく作ろうとアドバイスしてきました。


ただし、注意しなければいけないことがあります。


S社さんが販売している商品と既存のお客様、
商圏人口の属性を考えた結果、
あえてダサくする戦略を採用したということです。


商圏が都心で、なおかつ高級マンションに住む人でしたら、
このような戦略はおこないません。


まったく逆に、綺麗で、高級そうで、文字は少なく、
イメージ画像中心のチラシにします。


そもそも、
チラシという媒体を使わないかもしれません。


話は変わりますが、
春先にこんなことがありました。


私は、先輩経営者Iさんに頼まれて、
ある書類を某銀行のS支店長に送ってほしいと頼まれました。


急ぐというので、
書類を用意して封筒にいれました。


しかし、書類だけで失礼ですので、
あいさつ文を書きました。


通常であれば、Wordで作った一般的な
ビジネス文書を使ったでしょう。


しかし、パソコンの電源が入っていなかったので、
コピー用紙を取り出して、筆ペンの殴り書きであいさつ文を書きました。


確か文面は・・・、
「ありがとうございます。書類をお送りいたします。
 よろしくお願いいたします。」だったと思います。


礼状を書くときは、
よく筆ペンを使うので何の気なしに書きました。


それから一ヶ月後、先輩経営者Iさんが、
数日前にS支店長と会ったというのです。


そして、こんなことを言うのです。


「S支店長が、長谷川さんによろしく伝えてくれって言ってたよ。
 長谷川さんが、筆で書いた殴り書きの手紙を持ってきて、
 俺に見せるんだよ。相当、感動したらしいよ!」


何の意図もなく書いた殴り書きの手紙が珍しかったのか、
強烈なインパクトだったようです。


よく考えてみれば、銀行の支店長に、
殴り書きの手紙を書く人はほとんどいないでしょう・・・。


参考までに、福岡の零細企業専門コンサルタントの
「栢野克己さん」からいただく封書(裏側)は、こんな感じです。

栢野克己

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。

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次回の更新は、6/4のあさ7:00です
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