おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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ホットシートから見えたお客様の真実!
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先日、ある異業種団体で、
「ホットシート」と呼ばれるコンサルティング手法使って、
ある経営者が抱える課題の解決策を検討しました。


この経営者の会社は製造業です。


今までは下請け仕事が売上の8割、
自社製品が売上の2割でした。


主力である下請け仕事は中国製の安価な製品が多くなったことから、
3年以内に自社製品の売上を8割にしたいとのことでした。


さて、今日紹介する「ホットシート」と呼ばれる
コンサルティング手法ですか、みなさんはご存知ですか?


通常、コンサルティングと言いいますと、
相談者1人に対してコンサルタント1人でおこないます。


このホットシートと言われるコンサルティング手法では、
1人の相談者に対して多数の参加者が、
自由にコンサルティングやアドバイスをするものです。


今回の異業種団体でのホットシートは、
参加者が全員で8人でしたので、
相談者は7人からのアドバイスを受けました。


手順としては、相談者は事前に
「目標」「現状」「課題」を明確にしておきます。


当日は20分程度で、「目標」「現状」「課題」を
参加者の前で発表します。


その後は、質疑応答と
フリーデスカッションをおこないます。


このフリーディスカッションの中で、
課題を解決するためのアイデアや提案が飛び出します。


1人のコンサルタントからの狭い視点ではなく、
多くの視点や価値観からのアイデアや提案を
得ることができるというメリットがあります。


また、アイデアや提案をする参加者も、
ほかの参加者のアイデアや提案を聞くことで、
自社に置き換えて活かすことができます。


ただし、この場をコントロールする人がいないと、
単なる雑談になったり、発言する参加者が偏ったりするので注意が必要です。


ぜひ、一度トライしてください!


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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このホットシートですが、
上手に運営すればかなりの効果を見込めます。


この異業種団体でおこなった
ホットシートは大成功でした。


参加者の職業も役職もバラバラでした。
だからこそ、多くの視点からのアドバイスが飛び出すのです。


さて今日は、ホットシートのやり方を伝えるのがメインではなく、
ホットシートでの成果をお伝えしたいと思います。


この異業種団体でおこなったホットシートでの相談者は
自社製品として介護用品を製造しています。


当然、ホットシートでの話しは、
介護の話しが中心になりました。


参加者の6人は、いたって健康です。


ですから、介護が必要な人たちのことをイメージして、
ああでもない、こうでもないとアイデアや提案をします。


しかしそれは、いたって健康な自分を基準にして、
介護が必要な人をイメージしているのに過ぎません。


たとえば、介護が必要な人が、
階段を利用することを考えてください。

階段

階段の昇り降りが大変なのは、
誰でもが理解できます。


では、「昇り」と「降り」の
どちらが大変なのでしょうか?


私も参加者も、「昇り」が大変だと思いました。
その理由は簡単です。


私たちが階段を利用するとき、
降りよりも昇りの方が大変だからです。


だから、介護を必要とする人は、
もっと大変だろうと感じるのです。


しかしこれが、
自分を基準に考えているということです。


実は参加者の一人に、
身体に若干の障害を持つ人がいました。


この人が、透かさずこう言いました。


「階段は、昇りよりも降りが大変なんだよね。
 降りはとても怖いんだよ・・・」と。


これが、介護を必要とする人の真実の声です。
言われてみれば、その通りです。


昇りは手摺りにつかまれば、
何とかなりそうです。


身体もしっかりと安定します。


しかし、降りは手摺りにつかまっても、
身体は不安定です。


足が不自由であったなら、
相当怖いと思います。


私は後日、母が入居している介護施設の方に、
階段の昇り降りのことを聞きました。


やはり、その通りでした。


このように、立場や状況が違う人の
身体面や心理面を理解することは困難です。



ましてや、商品やサービスの使い勝手や
使い心地となると、もっと難しくなります。


このようなことを回避するためにも、
様々な職業や立場の違う人が参加するホットシートは実に有効です。


また、ホットシート意外でも、
その商品やサービスを購入する客層に、
直接聞いてみるという方法もあります。


しかし、インタビューや質問の設計などに
専門性が必要になります。


アイデアを発想したり、解決方法を考えたりするには、
様々な方法があります。


あなたの会社やお店では、
どのような方法を使っていますか?


できることならば、目的やテーマによって
複数の方法を使い分けることも必要です。


いずれにせよ、いくつかの方法を試してみなければ、
どの方法が自社に合っているのかはわかりません。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。

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次回の更新は、5/4のあさ7:00です
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