おはようございます!
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之です。


今日の「
感謝と喜びの超地域密着経営で地域No.1を目指せ!」は・・・
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商圏を絞り込む意味とは?
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先週、日本全国を襲った寒波、
新潟県内でも降雪量が少ない新潟市でも
数十センチも積もりました。


消雪パイプのない新潟市は、少し雪が積もっただけで、
大渋滞を引き起こします。


除雪車は、幹線道路は迅速に除雪しますが、
ちょっと小路に入ると除雪車はやってきません・・・


さて、この大雪の中、私は朝6時半、
新潟市から三条市のクライアント先にむけて出発しました。


午前8時から、
コンサルティングのためにです。


新潟バイパスは、大渋滞です。
高速道路に入ったのは、出発してから1時間後です。


普段なら、15〜20分で行ける距離です。


高速道路は、50kmの速度制限が出ていましたが、
渋滞することはなく、順調に進みました。


三条燕インターを降りると、またまた大渋滞です。
時間は午前7時45分です。


あわてて、クライアント先に電話をかけ、
雪のため15〜20分程度遅れそうな旨を伝えました。


しかし、クライアント先に到着したのは、
午前9時前でした。


結局、新潟市から三条市のクライアント先まで、
2時間半もかかりました。


通常であれば、約1時間です。
もの凄い、時間のロスです・・・


結局、この日は、
1時間のコンサルティングを2回やりました。


そして、自動車での移動時間は、
何と8時間半です。


大雪とは言え、コンサルティング2時間、
移動時間8時間半では、あまりに非効率的です。


さて、今日は、
移動時間について考えてみます。


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長谷川博之の眼★超地域密着マーケティングのポイント!
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私が動画で解説しています!


実店舗を構える小売業やサービス業は、
お客様が来店するのを待ちます。


ですから、自らの移動時間を
考える必要はありません。


しかし、外回りの営業職、たとえば百貨店の外商などは、
移動時間を考えざるを得ません。


また、BtoBの営業職も、基本は外回りですから、
これも移動時間を考える必要があります。


実は、営業とって、
この移動時間がバカにならないのです。


お客様から、問い合わせがありました。


お客様のところにお伺いするには、
自動車で、片道1時間、往復2時間です。


お問い合わせに対する商談は、
長くて1時間でしょう。


スムーズに商談が進めば良いのですが、
3回も、4回も、お客様のもとを訪ねるとなると・・・


移動時間だけで、
6〜8時間もかかることになります。


これで、商談がうまくいかなかったら、
この移動時間は単なるコストです。


ですから、中小零細企業にとって、
あまりに商圏を広げるのは、リスクが大きいのです。


あなたの会社の営業担当者に、
行き先と移動時間を聞いてください。


意外と、移動時間は長くありませんか?
商談時間よりも、移動時間が長くありませんか?



ですから、問い合わせが多いと言って、
喜べないこともあります。


さて、これは、零細企業コンサルタントの
栢野克己さんから聞いた話です。


福岡市に、「福一不動産」という
不動産会社があります。


この会社は、福岡の中洲に特化しています。
そして、中州での店舗紹介シェアが、7割を超えています。


商圏は、福一不動産を中心に半径500mです。



恐らく、日本中の会社やお店の中で、
商圏が半径500mというのは稀だと思います。


福一不動産の古川社長は、
この半径500mをリサーチしたそうです。


世帯数をはじめ、不動産のあらゆるデータを収集して、
賃貸物件や不動産売買のシミュレーションをしました。


実際に物件を見て、部屋数、空き部屋、競合などを
調べた結果、競合が非常に少ないこともわかったそうです。


そして、この半径500m内の取引金額は、
30億円だということが判明しました。


地域を絞る「足元は金の山〜地域ナンバーワンへの挑戦〜」


さて、このように、
商圏を絞り込むメリットは何でしょうか?


さて、冒頭の
私の話を思い出してください。


半径500mならば、
移動時間はさしてかかりません。


その気になれば、営業は自転車で十分です。
むしろ、自動車の方が不便だと思います。


ですから、交通費のコストもゼロです。


つまり、商圏を絞り込む意味は、
「移動時間の節約」+「交通費など経費の節約」です。



これだけで、営業の回数を増やすことが可能です。
より多くの見込客を、訪問することができます。
より多くの既存客を、訪問することができます。


あなたの会社やお店の商圏、
今一度、考えてみませんか?


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域密着ビジネス専門コンサルタントの長谷川博之でした。

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次回の更新は、明日あさ7:00です
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